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崔熙燮、2発目…李承鎏は松坂に完敗

Posted March. 14, 2004 23:26,   

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米国と日本の最高投手との一騎打ち。「ビック・チョイ」崔熙燮(チェ・ヒソプ、25、フロリダ)は笑い、「56発男」の李承鎏(イ・スンヨブ、28、ロッテマリンズ)は次をチャンスを狙うことになった。

14日、メキシコシティ・エスタディオ・フォロ・ソルで行なわれたヒューストンとのオープン戦。崔熙燮は名誉の殿堂入りが約束されている現役最多勝投手のロジャー・クレメンスと激突した。シカゴ・カプス時代だった昨シーズン、悪夢のようだった6月8日のニューヨーク・ヤンキース戦以来二度目の顔合わせだ。崔熙燮は当時ヤンキース所属だったクレメンスとの初対決で3塁ファウルフライに打ち取られ、その後、内野フライの処理をめぐり仲間投手のケリー・ウッドとぶつかって意識を失った。それから一シーズンが瞬く間に過ぎ去った。

緊張してもおかしくなかったが、崔熙燮は全く怯まなかった。崔熙燮は6番1塁手として先発出場したが、1回にはよい当たりの打球が内野の守備にはばまれたが、4回には内野安打を放った。

自信を得た崔熙燮は以後、先発ローテーションのウェイド・ミラーから2塁打、最後の打席の8回には抑えの切り札オクタヴィオ・ドーテルから右翼オーバーのソロホームランを放った。サイクル・ヒットの3塁打だけが抜けた4打数3安打1打点の猛打を振るった。この試合ではフロリダが6—1で圧勝した。

前日2打数無安打で打率を1割9分まで落とした崔熙燮は、これで打率を2割8分まで押し上げて7安打のうち、本塁打2本に2塁打3本といった長打力を披露した。

一方、56本というシーズン最多のアジア本塁打記録で日本のマスコミから「56発男」というニックネームで呼ばれる李承鎏は同日、西武とのオープン戦で松坂大輔に連続三振を喫するなど、3打席連続の空振り三振と言う苦汁を飲まされた。

4番1塁手で出場した李承鎏は初打席ではフォークボールに、第2打席では内角高めの147km直球にバットが空を切った。6回には交代した星野智樹投手の外角直球に空振りして、守備の時に交代させられた。打率は2割9分6厘から2割6分7厘に墜落。



張桓壽 zangpabo@donga.com