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金雲龍氏問題、テコンドーにも飛び火 米紙報道

金雲龍氏問題、テコンドーにも飛び火 米紙報道

Posted January. 25, 2004 23:45,   

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テコンドーはオリンピック競技から除外されるだろうか。

米ロサンゼルス・タイムズ紙は25日「国際オリンピック委員会(IOC)が、不正容疑で韓国検察の取り調べを受けている金雲龍(キム・ウンヨン)IOC副会長に資格停止の決定を下したことを受けて、テコンドーがオリンピックの正式種目を維持することができるか、新しい問題を投げかけている」と報じた。金副会長に対する懲戒がテコンドーにまで飛び火するだろうとの見方を伝えた。

96年のアトランタ五輪のときに公開競技に採択されたテコンドーは、2000年シドニー五輪では男女それぞれ4体級ずつ8個の金メダルがかかった正式種目になった。当時、韓国はテコンドーで3個の金メダルを獲得した。テコンドーは今年アテネ五輪でも正式種目。

問題は08年の北京五輪からだ。開催国である中国は自国の国技に他ならぬウッシュ(武術)を、日本は柔道に続き空手を正式種目に格上げするために、テコンドー退出ロビーを活発に行っているという。

テコンドーの退出問題は8月にアテネIOC総会で決まる。メダル種目であるテコンドーがオリンピック種目から除外されれば、韓国の総合10位圏の目標にも影響が出る。一方、米国オリンピック委員会(USOC)は財政補助金会計処理の不透明と「韓国忠誠団体」を理由に、28日米テコンドー連盟の退出問題を決める予定だ。



張桓壽 zangpabo@donga.com