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中国の高句麗史歪曲動きに与野党議員らが反発

中国の高句麗史歪曲動きに与野党議員らが反発

Posted December. 12, 2003 23:21,   

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民主党の沈載権(シン・ジェクォン)、ハンナラ党の権五乙(クォン・オウル)議員など、与野党の議員25人は最近、中国が高句麗(コグリョ)歴史を自国の歴史に編入しようとする動きを批判する「中国の歴史歪曲中断を促す決議案」を12日国会に提出した。

決議案は「中国が昨年から今後5年間200億人民元(約3兆ウォン)を投じて推進している東北工程プロジェクトは、高句麗史を中国史に帰属させようとするのに狙いがある。このプロジェクトが実現した場合、高句麗史、渤海(バルヘ)史、古朝鮮(コチョソン)史まで、中国の歴史に組み込まれ、韓国史の根幹やアイデンティティが揺らぐことになる」と憂慮した。

決議案はまた「中国政府の高句麗歴史の歪曲および中国史に組み込もうとする試みに対して、韓国政府は厳重に抗議し、関係省庁が合同で対処する方策を立てなければならない」と促し、「中国の歴史歪曲の動きに対する南北共同対策も講ずるべきだ」と主張した。

一方、政府は教育人的資源部と韓国精神文化研究院に高句麗史を含めた古代史を体系的に研究できる韓中歴史共同研究会をそれぞれ設立し、南北、中国、日本、モンゴルの学者が参加する北東アジア共同研究委員会も作ることにした。

政府はまた、外交チャンネルを通じ「中国学界の高句麗史歪曲が両国関係に否定的な影響を及ぼしかねない」という憂慮を中国政府に伝えるなど、外交的な取り組みも並行することにした。



金影植 李承憲 spear@donga.com ddr@donga.com