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李承鎏、ドジャースとアナハイムが有力

Posted November. 19, 2003 23:18,   

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「LAドジャースなのかアナハイムなのか」

米大リーグ進出を宣言した李承鎏(イ・スンヨプ、27)の進路が2つの球団に絞られた。19日、李承鎏が到着したLAのトム・ブラッドレー国際空港で、エージェント社SFXのジョン・キムは記者団に対して、「2つの球団に招待されて李承鎏が米国を訪問することになった。李承鎏に関心を持っている球団はほとんど西部海岸地域のチームで、うまく行けば、今度の訪問期間中に契約することもできる」と明らかにした。

西部海岸地域に位置する米プロ野球の球団はシアトル・マリナーズ、アナハイム・エンジェルズ、LAドジャース、サンフランシスコ・ジャイアンツ、オークランド・アスレチックス、サンディエゴ・パドレスの6球団。

この中で、李承鎏を招待した2つの球団は確認の結果、LAドジャースとアナハイムであることが明らかになった。とくに、ドジャースの極東担当スカウトの一人として働いているアン・ビョンファン氏が、急きょ出国した李承鎏夫婦のLA行き飛行機に同乗したということがわかり、高い関心を集めている。これはドジャース入団のための事前の打合せがあったのではないかと受け止められている。アン・ビョンファン氏は朴賛浩(パク・チャンホ)の公州(コンジュ)高校時代の師匠で、朴賛浩がドジャースに入団する上で大きな役割を果たした。

LAドジャースは今年の1塁手、フレッド・マグリフとの再契約を諦めて、代わりの1塁手を捜している状況。ドジャースのダン・エヴァンズ団長はミルウォーキー・ブリュワーズで45ホームラン124打点を記録した大型1塁手のリッチー・セクソンを狙っているが、各球団によるスカウト競争が激しく、李承鎏の方に回ってくる可能性がある。しかも、ドジャースの縁故地のロサンゼルスには60万人ぐらいの韓国人が住んでいるため、「ビジネス」的な側面でも大きなプラスになる。

アナハイムは李承鎏のスカウトと関連して、絶えず韓米のマスコミに取り上げられたチーム。自由契約選手(FA)のスコット・スピージオと再契約しない方針であるため、代わりの1塁手が必要だ。ジョン・キムは「李承鎏の滞在期間中、アナハイムのエジソンフィールドも訪問する予定」と話した。

李承鎏は20日午前にシアトルを訪問した後、夕方はドジャースの高位関係者とのミーティングを持つ予定だ。



金相洙 ssoo@donga.com