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ボストンのリトル監督解任、金炳賢の未来はどうなる?

ボストンのリトル監督解任、金炳賢の未来はどうなる?

Posted October. 28, 2003 22:44,   

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金炳賢(キム・ビョンヒョン)の所属チームであるボストン・レッドソックスのグレイディ・リトル監督が28日、電撃解任された。

ボストンは地区ライバルのニューヨーク・ヤンキースに遅れをとり、ワイルドカードでポストシーズンに進出したが、大リーグ全体勝率では5位(95勝67敗)で、ア・リーグ・チャンピオンシップシリーズまで進んだリーグ準優勝チーム。しかし、ヤンキースとの最終第7戦でエースのペドロ・マルチネスの交代タイミングを逸して逆転負けを喫すると、監督更迭説が流れ出た。

ボストンとしては2年再契約のオプションを使わないことになるが、リトル監督の立場としては、大リーグ史上5人目の、チームをリーグ2位以上に上げておきながら解任される不名誉を抱く格好となった。

金炳賢にとってリトル監督の解任は悪いニュースではなさそうだ。金炳賢はシーズン中、しきりなく監督との不和説に巻き込まれた。先発から締めくくりに復帰した時芽生えた不満は、集団リリーフ体制になり、極に達した。そして金炳賢はオークランド・アスレチックスとのディビジョン・シリーズ第1戦、4—3でリードしていた9回裏、二つの四死球を与えたあと、2死の場面で交替させられ、帰れぬ橋を渡ってしまった。

ボストンがリトル監督を犠牲にして、ワールドシリーズ進出失敗の責任を転嫁したのも、「観衆に向けて中指を持ち上げた例の指の波紋」以後自粛中の金炳賢には兔罪符になる見通しだ。もちろんこれは来年も金炳賢がボストンでプレーするのを前提にしての話であるが…。



張桓壽 zangpabo@donga.com