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検察、現代秘密資金203億ウォンを押収

検察、現代秘密資金203億ウォンを押収

Posted September. 03, 2003 23:32,   

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現代(ヒョンデ)秘密資金事件を捜査している最高検察庁中央捜査部(安大煕検事長)は3日、前文化観光部長官の朴智元(パク・チウォン)被告と前民主党顧問の権魯甲(クォン・ノガプ)容疑者が現代から受け取った資金を管理している金栄浣(キム・ヨンワン)氏の300億ウォン台の秘密資金を発見し、このうち押収可能な203億ウォンを優先的に押収したと明らかにした。

検察はまた、金氏が管理していた秘密資金には朴被告と権容疑者の依頼を受けて保管していた350億ウォンのうち、二人に返して残った170億ウォンのほか、出所が不明な100億ウォン以上の資金が含まれていると発表した。

検察はこれと共に朴前長官が現代から1億ウォンもの譲渡性預金証書(CD)150枚を渡してもらって、金氏にマネーロンダリングをさせて保管させた後、今年3月初めまで数十回にわたって現金で持って来させて約30億ウォンを使い、残りの120億ウォンは今でも金氏が保管中だと話した。

検察は同日、こうした内容の中間捜査結果を発表し、朴被告を特加法上の収賄の疑いで追起訴した。しかし、検察は朴被告に資金を伝達した李益治(イ・イクチ)前現代証券会長に対しては司法処理しなかった。

検察によると、朴被告は00年4月、ソウル市内にあるPホテル22階の高級バーの一室で、李益治氏を通して故鄭夢憲(チョン・モンホン)現代峨山(アサン)会長が金鋼山(クムガンサン)観光事業の活性化に対する支援要請とともに提供したCD150億ウォンを受け取った。

朴被告は数日後、Pホテルの客室に金氏を呼んで150億ウォンのCDに対するマネーロンダリングとともに管理を依頼し、金氏は金融界出身のイム氏(海外滞在)らに50億ウォン、50億ウォン、40億ウォン、10億ウォンと4回にわたってマネーロンダリングをさせた後、盗用口座や借名口座などを通じて秘密資金を管理してきた。

これに関連して 金栄浣氏はこのほど検察に提出した供述書に、「すでに使われたお金の使途については分からない。残りの120億ウォンはこれからの政治的な必要による資金として使うために残したと思う」という趣旨の供述をしている。



buddy@donga.com