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現代資金授受の権氏側「民主党が責任を取るべき」

現代資金授受の権氏側「民主党が責任を取るべき」

Posted August. 13, 2003 21:37,   

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現代(ヒョンデ)グループから秘密資金を受け取った疑いで逮捕された元民主党顧問の権魯甲(クォン・ノガプ)氏側が、2000年の総選挙当時、110億ウォン(約11億円)の資金を調達し、民主党に渡したと主張しては「党の責任」問題を提起し、秘密資金による波紋が、総選挙資金をめぐる政治攻防へと広がっている。

権氏の弁護人を務める李錫炯(イ・ソクヒョン)弁護士は13日「権氏は金がなければ借りて総選挙を行うようにという、金大中(キム・デジュン)前大統領の指示によって、金栄浣(キム・ヨンワン=海外逃避)氏から10億ウォン、別の2人から50億ウォンずつ、計110億ウォンを集めて党に渡しており、そのうち80%は党が返済した」と話した。

また、権氏の側近、李訓平(イ・フンピョン)民主党議員は「権元顧問が総選挙のとき、兵器仲介商の金氏から10億ウォンを借りたが、返済できなかった。他のところから借りた20億ウォンも返せなかった」と説明した。李議員は「権元顧問は、金を借りる過程で、保証人の役割を果たしただけで、その金は、党が返済しなければならない」と話し、党に責任があるとの見方を示した。

総選挙の時、事務総長を務めた金玉斗(キム・オクドゥ)議員も「権氏が、総選挙のとき、党に金がなくて困っているのを知って、知人らから、一部は借用証を書いて、一部は借用証を書かないまま、金を借りた後、党の口座に振り込んだ」と話し、権氏側の主張を裏付けた。

金議員は「すべてのことは、選挙法の規定に従って処理されており、関連書類もある」とし「すべての金は、党支部別に開設された口座を通じて、支部の支援金として振り込まれた。合法的に使われた寄付金であるだけに、選挙管理委員会にもすべて申告している」と付け加えた。

これについて、野党ハンナラ党は「違法な政治資金を隠ぺいするための弁解だ」と反論し、△関連資料の公開し△違法な会計処理の事実を認めることを求めた。



朴成遠 swpark@donga.com