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検察、現代の「150億+α」秘密資金捜査に本腰

検察、現代の「150億+α」秘密資金捜査に本腰

Posted August. 07, 2003 21:42,   

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「現代(ヒョンデ)の秘密資金150億ウォン+α」事件を捜査している最高検中央捜査部(安大熙検事長)は7日、「現代の秘密資金150億ウォンをマネーロンダリングした金榮浣(キム・ヨンワン)氏が9日に帰国しなくても、150億ウォンとは別途に造られた『α(追加の秘密資金)』に対する捜査を続ける計画だ」と述べた。

これを受けて検察は、早ければ来週半ばから現代の秘密資金づくりに関わった疑惑をもたれている政治家を順次、召喚する案を検討している。

また検察は、金氏が150億ウォンだけではなく、いわゆる「α」に当たる秘密資金の資金洗浄にも介入した可能性についても捜査している。検察関係者は同日、「金氏が現代の別途の秘密資金と関係がなくはない」と述べ、相当の手がかりをつかんでいることを示唆した。

検察は、150億ウォンのほか、現代側の秘密資金が2000年4月13日の総選挙を前後して一部の政治家に渡された状況証拠をかなり確保しているという。

これと関連し、鄭夢憲(ジョン・モンホン)現代峨山(ヒョンデ・アサン)理事会会長が自殺する前まで検察に召喚されていた金潤圭(キム・ウンギュ)現代峨山社長など現代側の関係者は、秘密資金づくりを大方認めながらも、政界への流入疑惑についてはほとんど否認しているという。

一方、検察は死亡した鄭会長が前文化部長官の朴智元(パク・ジウォン=対北不正送金事件で起訴)被告に渡したと供述した150億ウォンの使用先を取り調べるため、今月中に朴容疑者を召喚する方針だ。



丁偉用 viyonz@donga.com