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「アジアのベッカムが来た」スペインに李天秀歓迎ムード

「アジアのベッカムが来た」スペインに李天秀歓迎ムード

Posted July. 17, 2003 21:49,   

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「サン・セバスチャンのベッカム」

スペインのプロサッカーチーム、レアル・ソシエダードの地元サン・セバスチャンに着いた「唐突な英雄」李天秀(イ・チョンス、22)を、スペイン紙「エル・ディアリオ・バスコ」は17日付でこう表現した。

別のスペイン紙「エル・ムンド」とサッカー専門誌「マルカ」、スポーツ専門誌「アス」など現地の各マスコミも同日、「アジアのベッカムがレアル・ソシエダードにやって来た」という見出しで、李天秀のサン・セバスチャン入りの様子を大きく報じた。

各マスコミは「李天秀は最近レアル・マドリードに移籍したベッカムに劣らず、優雅でセンスのあるファッションで、心から湧く優しいほほ笑みを一人一人に見せるスター」と表現した。

レアル・ソシエダード球団は17日、公式ホームページ(www.realsociedad.com)を通じて、李天秀がクラブに到着する姿と正式契約式、記者会見の場面をインターネットで生中継した。球団は、李天秀に20億ウォンを超える超豪華邸宅とBMW320の乗用車を提供するなど超特急の優遇だ。

李天秀は、スペイン入りした初感想に「私を嬉しく迎えてくれたすべての方々に感謝します。今この瞬間は、私の新しい人生の初の喜びと真の幸せのスタートになるでしょう」と話した。

現地時間15日夕方、スペインに到着した李天秀は、翌日、メディカルテストから始まる公式入団の手続きを踏んだ。

出国前に高熱症状で病院に通った李天秀は、球団の指定病院で血液検査とレントゲン、MRI撮影、心肺機能の測定を含め、4時間のメディカルテストをした。李天秀はトレドミルを利用した心拍テストではワールドカップのときに見せてくれた「鋼鉄体力」を再度誇示、チーム関係者に喜ばれた。

李天秀はフリメーラリーガで背番号「19番」をつける予定。ユニホームの英文名は「Lee.C.Soo」と表記する。

李天秀は19日に帰国して、23日に日本東京で開かれるオリンピック代表チームの日韓戦に出場した後、26日にレアル・ソシエダードに復帰し、28日からオーストリアで開かれるチームの転地訓練に合流する予定だ。



梁鍾久  yjongk@donga.com