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盧大統領「前政権は太陽政策の成果に汲々」 人民日報と会見

盧大統領「前政権は太陽政策の成果に汲々」 人民日報と会見

Posted July. 04, 2003 21:38,   

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盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は3日、現政府の対北朝鮮政策について「前政権の政策と基本的に一致するが、一部アプローチ方式で必要な調整と修正を行なった」と述べた。

7〜10日に中国を国賓訪問する盧大統領は同日、中国共産党機関紙の人民日報と会見し、「前政権の対北政策は『太陽政策』または『包容政策』と概括できるが、新政府は『平和繁栄政策』でいく」と明らかにした。

盧大統領は特に「前政権は、対北政策で成果をあげることに汲々とし、一部満足できない結果を生んだ」と指摘し、「(新政府は)南北関係において、原則を重視し、透明で相互尊重を基礎に一歩ずつ着実に取り組んでいく」と強調した。

盧大統領のこのような発言は、最近、特別検察官によって金大中(キム・デジュン)前政権の秘密送金疑惑が事実であることが明るみになったことから、今後、対北政策の方式と速度を調節していくという意味に解される。

盧大統領は、北朝鮮の核問題と関連して「韓半島の平和と安定に向けて、中国が継続して建設的な努力を発揮することを望む」と述べ、「いかなる状況に直面しても、中国が韓半島の非核化と平和的方式による北朝鮮核問題の解決を主導することを信じる」と述べ、中国側のより積極的な役割に期待を示した。

国内改革問題について、盧大統領は「韓国は、企業・公共部門・金融・労働の4部門の改革を継続して推進しなければならない状況だ」と述べ、「構造調整は、市場秩序の確立過程で、透明性と公正性を追求し、グローバル経済体制に合致しなければならない」と説明した。

盧大統領は、王晨社長ら人民日報の取材団と会見したなかで、「個人的にも初めての今回の訪中を通じて、中国の新リーダーである胡錦涛・国家主席に会い、相互信頼関係を構築して、韓中関係を新たなレベルに引き上げることを希望する」と述べた。



yshwang@donga.com