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秋夕の離散家族再会、500人に増加

Posted June. 29, 2003 21:52,   

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離散家族再開のため、金剛山(クムガンサン)を訪問した徐英勳(ソ・ヨンフン)大韓赤十字社(韓赤)総裁は29日、南北は9月の秋夕(チュソク・韓国の旧盆)の連休(10日〜12日)に予定されている離散家族再会を、現在より規模を拡大して推進することでほぼ合意したと明らかにした。

徐総裁はこの日、金剛山海金剛(ヘグムガン)ホテルで行った記者懇談会で、北朝鮮側の張在彦(チャン・ジェオン)朝鮮赤十字会委員長に今年の秋夕に南北でそれぞれ400〜500人ずつ人員を増やし、ソウルと平壌(ピョンヤン)を行き来しながら、離散家族が再会できるようにしたいと提案したところ、張委員長は「そのように進めてみる」と肯定的に答えたと明らかにした。現在南北は100人ずつ離散家族の再会を行っている。

徐総裁は、また韓国戦争の時、北朝鮮に拉致されたり、行方不明となった李ギルヨン(東亜日報)、方應謨(朝鮮日報)、安在鴻(アン・ジェホン)、梁在廈(ヤン・ジェハ、以上当時漢城日報)、李ジョンスン(当時ソウル新聞)などマスコミ関係者225人の名簿を北朝鮮側に伝え、彼らの生死確認を要請した。これに対し、張委員長は「努力してみる」と答えたという。

一方、徐総裁は張委員長の要請を受けて、昨年大雨で被害を受けた北朝鮮側江原道(カンウォンド)地域に毛布1万枚を支援し、金剛山近くの高城郡(コソングン)の住民には、寝具と学用品を提供することにしたと明らかにした。