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債権の入った金庫、丸盗みの疑惑 100億強盗事件

債権の入った金庫、丸盗みの疑惑 100億強盗事件

Posted June. 29, 2003 22:07,   

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昨年7月、ソウル鍾路区平倉洞(チョンノグ・ピョンチャンドン)にある金永浣(キム・ヨンワン)氏(50・海外滞在)の自宅(一戸建て住宅)に侵入した3人組の強盗は何も盗んでいなかったという警察の発表とは違って、当時、金庫を強奪したものであることが明らかになった。

とくに、金氏は昨年12月強奪した債券の使用を防ぐためなのか、裁判所に2度目の公示催告申請を出しており、今年3月には金氏所有の盗難債権を流通させようとした盗品取引業者たちが警察に摘発されたものと確認された。

このため、7月にあった2度目の強盗事件の際にもかなりの債権を強奪され、警察がこれを組織ぐるみで隠ぺいしたという疑惑が提起されている。

2度目の強盗事件が発生してから金氏の自宅に出動していた私設警備会社の元社員朴氏(29)は29日、「金氏の家の警報装置が鳴ってから5分あまりして現場に着いたが、近くの交番所属の警察官たちが先にやってきており、現場にいた警察から「金氏の金庫が荒らされた」という話を聞いた」と述べた。

事件当時、金氏の家には家政婦のパン氏(58)が一人で留守番をしており、警報が鳴るや警察と私設警備会社の社員がほぼ同時に出動していた。パン氏はこれについての事実確認を拒否した。

明洞(ミョンドン)S商社のA氏は「今年3月はじめ、金氏が盗まれた債権を盗品取引業者たちが持ってきたので、彼らのことを警察に通報した。この債権が昨年7月に盗まれたものであるかどうかはまだ確認されていない」と述べた。

これに対し、当時出動していたユン巡査部長(当時、平倉洞派出所勤務)は、「2階の寝室の床に額縁がいくつか壊れており、一方の壁紙が剥ぎ取られているなど、犯人たちが壁の中にある秘密金庫を探そうとしていたのは間違いない。しかし、金庫が盗まれたかどうかはわからない」と述べた。

一方、金氏が所有していたソウル鍾路区平倉洞Sマンションには、金大中(キム・デジュン)政権の中核権力者の一人だった権魯甲(クォン・ノガプ)民主党顧問が1年8ヶ月間住んでいたものという。

金氏はSマンションを1989年に分譲され、98年12月在日韓国人のハ氏(46・女性)に売り、権元顧問は日本から帰国した以後の99年11月から01年7月までSマンションで住んでいた。金氏は権元顧問がソウル拘置所に拘束されていたときと、病院に入院されたときに顔を出すなど、親しい関係を維持してきたという。