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韓国プロ野球から移籍の外国人選手、日本でも大活躍

韓国プロ野球から移籍の外国人選手、日本でも大活躍

Posted June. 08, 2003 22:08,   

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韓国のチームで活躍した外国人選手3人が、今シーズン日本での大活躍で話題となっている。98年に「コリアン・ドリーム」を実現し、5年間斗山(ドゥサン)で174本塁打を放った米国出身のタイロン・ウッズ(35)。斗山のラブコールを振り切って、今シーズン横浜ベイスターズのユニフォームを着た彼は、日本でも本塁打を放っている。

7日現在、18本塁打でアレックス・ラミレス(ヤクルトスワローズ)を1本差で追い抜きセ・リーグ単独首位を記録している。3月28日、阪神タイガースとの開幕戦で本塁打を放って派手なデビュー戦を行ったが、その後、打率が1割台まで落ち込み追い出される危機にあった彼は、打率を2割8分(17位)にまで引き上げた。長打力2位(6割1分4厘)に、打点4位(37点)、出塁率8位(3割7分9厘)。

去年SKで三星(サムスン)の李承鎏(イ・スンヨプ)に1本足りない45本の本塁打を放ったが、退団したホセ・フェルナンデス(29)もシーズン開幕後の4月1日、遅れて千葉ロッテマリーンズのユニフォームを着て、本塁打レースに合流した。

4月18日から中心打線に合流して、他の選手たちより15試合程度少なく出場したが、いつのまにか10本の本塁打を記録、パ・リーグ本塁打10位タイに名前を出した。打率が2割台初盤まで落ちていたが、最近驚くべきな上昇勢いで2割7分7厘まで上げたことも、ウッズと似ている。SKが追い出した理由の一つだった変化球の攻略能力も、シーズンを通じて良くなったという評価だ。

斗山で16勝をおさめた後、読売ジャイアンツに入団した左手投手のゲリー・レース(30)は、一歩遅れたが、チーム内の先発となって第2の成功時代を切り開いている。

3月中旬、左側の肩の痛みで開幕エントリーから外れて休んでいた彼は、先月初めから登板した。わずか5試合に出たが、2勝1敗で平均自責4.02の成績をあげており、チーム内先発のうち多勝では4位に上がった。

三星から追い出されたフーリオ・フランコ、カルロス・バエルが、ホセ・パラがメジャーリーグに戻って、再起に成功したことでも分かるように、もう韓国プロ野球の水準も米国、日本に比べて決して劣っていないことを示してくれる例だ。



張桓壽 zangpabo@donga.com