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不況の日本で外国系企業と企業家が大活躍

不況の日本で外国系企業と企業家が大活躍

Posted June. 03, 2003 22:00,   

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株安と消費の低迷、ゼロ金利など、日本企業が長期不況であえいでいるのをしり目に、外国系企業と外国人企業家たちは日本で大活躍している。

日本の国内銀行に、最初の米国人の銀行頭取が誕生するかと思えば、米国系の生命保険会社は50年間あまり、個人保険契約件数で首位の座を奪われたことのない日本企業を抜いた。

▲外国人銀行頭取、初の出現〓東京に50あまりの店舗を持つ東京スター銀行はテッド・ベジー副頭取(43)を頭取兼最高経営者(CEO)に昇格させたと、東京新聞が3日付で報じた。外国人が日本内の銀行の頭取に就任したのははじめてだ。27日の株主総会の際に開かれる取締役会で公式に決まる。

東京スター銀行は、米国の投資ファンドであるロンスターの傘下企業だ。破産した東京三和銀行を買収して01年6月に開業した。開業2周年を迎え、経営体制を刷新するために40代の米国人を頭取として受け入れた。従業員900人あまりで02年度9月の中間決算と預金残高は、1兆958億円、利益は39億円、自己資本比率は9.43%だった。

東京スター銀行は小規模であるため、日本のマスコミはできるだけ無視しようとするが、雪だるま式に膨らんだ不良債権を抱える他の銀行も、近いうちに外国人CEOに任せる羽目になるかもしれないと懸念している。

▲首位の座を明け渡した日本生命〓第2次世界大戦後、一度も個人保険で首位の座を奪われたことのない生命保険会社が、日本生命だ。しかし、今年3月末現在で暫定集計した結果、とうとう2位に落ちた。

1位は米国系保険会社のアメリカン・ファミリー生命保険、米国ジョージア州コロンバスに本社を構えたこの企業は1974年日本に進出し、世界に先駆けて癌保険を販売しはじめた。最近は、老年層を狙った医療福祉保険商品を開発し、契約者を大幅に増やしてきた。

現在、日本アメリカン・ファミリー生命保険会社の社長は42歳の米国人であるチャールズ・レーク氏。東京大学大学院に留学した彼は、米国貿易代表部(USTR)の日本部長を経て、今年1月社長に就任した。



hanscho@donga.com