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盧大統領「5年間絶え間なく改革行う」

Posted March. 07, 2003 22:44,   

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盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は、7日、「権力を維持するために国家情報院や検察のような権力機関に頼ることは決してしない」と述べ、「検察などの世話にならず5年間堂々たる姿勢で改革を行う」と述べた。

盧大統領は、同日、京畿道果川市(キョンギド・クァチョンシ)の中央公務員教育院で新任の長官クラスや大統領首席秘書官・補佐官の39人とともに行った「参与政府国政討論会」で「検察に頼ろうとすれば検察に特別な権力を与えなければならず、すると、検察は国民に君臨しようとし、誰も牽制できなくなる」と述べ、このように強調した。

また、盧大統領は「過去には不当な方法で権力を維持するために、野党に対し裏調査を行ったり圧力を加えたりしたが、私は今後、国家情報院から国内の政治問題については一切報告を受けないことにした」と明らかにした。

財閥改革と関連し、盧大統領は「財閥改革というと、特定の集団を攻撃するように映るため、市場改革と用語を替える」と述べ、「公正で自由な競争が保証される市場でこそ企業は最大の効率性を持って競争力を身につけることができるため、5年にわたる任期の間、絶え間なく市場改革を行う考えだ」と明らかにした。

言論改革問題については「言論自らやることだ。国民が言論改革の雰囲気をつくり、その方向も提示するだろう。政府と言論が緊張関係を保つため、政府はこれ以上言論と癒着したり適当に妥協してはならない。私としても、非難されることがあるとしても、適当に妥協する考えはない」と強調した。

政治改革についても、盧大統領は「政界が自主的に行うが、改革が頓挫(とんざ)すると判断されれば、民主党に限っては、私が直接党員に改革しようと呼びかける可能性もある」と話した。

盧大統領は、政府の組織改編と関連し「私が追求するものは小さい政府でなく、効率的な政府だ」としながら、「組織改編は一度に行わず、今後1、2年間、十分に研究した後、公務員社会に衝撃を与えない範囲内で少しずつ行う」と述べた。

さらに盧大統領は「適正な行政改革案をまとめる改革のリーダーとして、公務員の志願を受けて省庁別に、政府をあげて特別チームを構成することもあり得る。これは財政改革も同じだ」と述べ、行政・財政改革のためのタスク・フォース・チームを構成する方針を示唆した。



金正勳 崔永海 jnghn@donga.com yhchoi65@donga.com