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監査院、現代商船に融資金の使い道資料を提出要求

監査院、現代商船に融資金の使い道資料を提出要求

Posted October. 20, 2002 22:24,   

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国策銀行の産業銀行に対する監査を行っている監査院が、産業銀行を通じて現代(ヒョンデ)商船に、融資金の使途についての資料を提出するよう要求したことが分った。

監査院は、今週中に現代商船が提出する資料を精密に検討した後、銀行口座への追跡を決める方針だ。

監査院の高官は20日「現代商船に、融資金の使い道の資料などの諸資料を提出するよう要求した。現代商船は監査対象機関でないため、直接資料を渡すよう要求することはできないが、監査院法に基づき、被監査機関である産銀を通じて間接的に要求することはできる」と述べた。

監査院は14日、産業銀行に対する監査をスタートさせる際「必要とされる場合」には、現代商船に資料を要求したいとの考えを示していた。このため金融界は監査院が産銀の資料だけでは疑問点を解消できずに、現代商船に資料を要求したものとみられる。

監査院のもう一人の高官も「監査に乗り出した後、産業銀行が提出した資料を通じて融資過程の適正性について検討してきた。今週中に現代商船が提出する資料を精密に検討した後、銀行口座の追跡を行うかどうかを決めたい」との考えを示した。

この高官はまた「銀行口座の追跡を行うことになっても、監査対象機関ではない現代商船の銀行口座を追跡することはできないが、現代商船の銀行口座が産銀の口座とつながっていれば、自然と現代商船の口座も調べられるだろう」と付け加えた。

監査院法第27条は、必要とされる場合に限って、監査対象機関の口座を追跡できるように定めている。

監査院は来月1日までかけて、産業銀行に対して現代商船への融資の件をはじめ△企業預信の手続きと事後管理の規定を順守しているかどうか△産銀が行なった企業整理とベンチャー企業への投資の適正性など業務全般についての総合監査を行う。



申致泳 higgledy@donga.com