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民主党議員らが大統領に疑惑の説明を要求

民主党議員らが大統領に疑惑の説明を要求

Posted October. 14, 2002 23:17,   

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14日、開かれた国会の経済分野対政府質問で、与党民主党議員らは、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)への4000億ウォン秘密支援説の究明に向け、口座の追跡とノーベル平和賞ロビー疑惑に対する金大中(キム・デジュン)大統領の説明を求めた。

しかし、民主党議員らが野党自民連の李完九(イ・ウァング)議員と与党民主党の田溶鶴(チョン・ヨンハク)議員のハンナラ党入党に抗議して本会議の出席を拒否したため、午後の会議は開かれなかった。

民主党の鄭長善(チョン・チャンソン)議員は、「北朝鮮への支援説とノーベル平和賞ロビー疑惑について、大統領自ら説明しなければならない。任期が終わるのを持つだけの大統領ではいけない」と指摘した。

民主党の金栄煥(キム・ヨンファン)議員も「証拠もない対北送金説を主張するハンナラ党の言葉に国民は混乱している。口座の追跡をしてでも真実を明らかにしなければならない」と主張した。

ハンナラ党の李方鎬(イ・バンホ)議員は、「口座を追跡すれば、4000億ウォンが対北支援に使われたかどうかがはっきりする」と述べ、検察の捜査を求めた。また、安澤秀(アン・テクス)議員も「4000億ウォンを系列会社を支援するために使用したと言った鄭夢憲(チョン・モンホン)現代牙山(ヒョンデ・アサン)理事会議長の発言は、金融実名制と公正取引法違反ではないか」と述べ、真相の究明を求めた。

公的資金国政調査の聴聞会が流れたことについて、ハンナラ党の河舜鳳(ハ・スンボン)議員は「公的資金の回収方法と償還方法、国民の税金負担の明細をひとつひとつ明らかにし、特別検事制を導入して公的資金不正疑惑を全面的に再捜査すべきだ」と促した。

しかし、元財政経済部長官の民主党の康奉均(カン・ボンギュ)議員は「公的資金の使用を国の綱紀を乱す行為であるとすれば、国の経済運用に深刻な悪要因となる」と反論した。

金栄煥(キム・ヨンファン)議員はまた「数百億ウォンの公的資金の損失をもたらしたギヤン建設の秘密資金づくりの経緯を明らかにしなければならない」と述べ、ギヤン建設の秘密資金のハンナラ党流入疑惑の究明を促した。

一方、金碩洙(キム・ソクス)首相は、書面での答弁を通じて「ハンナラ党が求める超党的な非常経済対策機構は、現時点では望ましない。その代わり与野党の政策協議会を活用する案を協議すべきだ」と述べた。



崔永海 yhchoi65@donga.com