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南北離散家族第5回再会の候補者名簿を交換

南北離散家族第5回再会の候補者名簿を交換

Posted August. 25, 2002 22:09,   

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大韓赤十字社(徐英勳総裁)は、韓国と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が9月21日の秋夕(チュソク・旧盆)前に行なうことで合意した金剛山(クムガンサン)での第5回離散家族再会の日時を、9月13日から18日の6日間にわたって実施することを提案したと、25日明らかにした。しかし、北朝鮮側は具体的な日時を第4回赤十字会談(9月4〜6日)で論議することを求めたという。

韓赤の関係者は同日「連絡官の接触を通じて、韓国側から来月13日に第5回離散家族再会事業を開始することを提案した。北朝鮮側は、秋夕前に実施するということには同意したものの、事前に日を決めようとはしなかった」と述べた。

韓赤は24日、北朝鮮の張在彦(チャン・ジェオン)赤十字会中央委員長宛てに電話通知文を送り、第4回赤十字会談の韓国側の代表団の名簿を伝えた。韓国側代表団は、首席代表である韓赤の徐総裁をはじめ、李柄雄(イ・ビョンウン)総裁特別補佐役、金京雄(キム・ギョンウン)、宋(ソン)ウソプ南北交流専門委員、ミン・ビョンデ南北交流局長ら5人と支援人員17人、取材記者10人など、合わせて32人で構成されている。

これに先立ち、南北は第5回離散家族再会の候補者名簿を24日に板門店の連絡官の接触を通じて交換し公開した。韓赤と政府は、韓国側の家族に対し再会意思の確認作業に入り、南北は9月5日に生死が確認された離散家族の生死確認書を交換する予定だ。

大韓赤十字社は、コンピュータ抽選で選抜された候補者200人の名簿を北朝鮮側に伝えたが、北朝鮮の赤十字会は、第2回、第3回の離散家族訪問団相互訪問の際、生死が確認されたものの最終訪問団に含まれなかった脱落者の120人の名簿を伝えてきた。

北朝鮮側が、候補者200人を満たさず、それも第2回、第3回離散家族再会で、韓国側家族の生死が確認された120人の名簿だけを送ってきたという点で、北朝鮮がさらに離散家族再会を推進する余力があるのかという疑問が提起されている。

一方、北朝鮮側の候補者の中で最高齢者である李ギュヨムさん(82)は、韓国側の娘のジンオクさん(59)チングムさん(53)に会うことを待ちわびている。また第3回の候補者名簿に含まれていたにもかかわらず脱落したもと軍人の李ギタクさん(74)や孫(ソン)ユンミョさん(68)をはじめ、ソウル交響楽団で活躍したシン・ミョンギュさん(71)などが含まれていることが明らかになった。

北朝鮮側から送られた名簿には、過去とは違って有名人があまり多く含まれていなかった。北朝鮮側の候補者の中には、北朝鮮の英才学校である平壌(ピョンヤン)第1高等中学校の鞖(べ)ジェイン校長(66)、最高人民会議第1期代議員であるハ・ヨンスンさん(73・女)が含まれていた。

北朝鮮側の候補者は年齢別で、60代47人、70代69人、80代4人。一方、韓国側は、60代31人、70代89人、80代80人など、相対的に高齢だ。



金影植 spear@donga.com