Go to contents

サイバー犯罪、1年で14倍増「2002警察白書」

サイバー犯罪、1年で14倍増「2002警察白書」

Posted July. 12, 2002 23:41,   

한국어

殺人など凶悪犯罪が引き続き増加するとともに、インターネット利用の増加でサイバー犯罪も大きく増えていることが分かった。また不法滞在している外国人が増え、外国人犯罪も増加している。

警察庁が12日に発行した「2002警察白書」によると、昨年発生した犯罪は、全部で186万687件で、2000年の173万9558件より8.4%増えた。このうち殺人、強盗、強姦、窃盗、暴力の5大犯罪は、1999年の38万3976件から2000年には52万763件、2001年には53万2243件と年々増える傾向を見せている。

このような犯罪増加は、マスメディアの影響を受けた模倣犯罪の増加と、10代、20代の無分別なクレジットカード消費による債務の増加が主な原因になっていると、警察は分析した。

また、女性と少年の犯罪者の数は、昨年44万2777人と全体犯罪者の22.1%を占めた。女性犯罪者は、昨年は3万3289件で、2000年の2444件より13.6倍になった。

インターネットを使った詐欺犯罪が1万4172件(42.6%)でもっとも多く、ハッキングやウィルス流布などサイバーテロ型の犯罪が1万638件(32%)、個人情報侵害やサイバー名誉き損、淫乱・賭博サイト運営などが8479件(25.4%)でそれに続いた。

サイバー犯罪者の職業は、インターネットに慣れている学生が全体の40%を占め、無職28%、会社員15%の順だった。年齢別には、10代が44%でもっとも多かった。

昨年の外国人犯罪は、全部で1745件。2670人が摘発され、このうち762人が拘束された。これは、2000年より17.6%増えた。とくに強姦が87.5%、殺人が60%増えるなど、外国人による凶悪犯罪が増えている。昨年の不法滞在外国人は全部で255万206人で、2000年の188万995人より35%増えている。国籍別には、中国国籍者が全体の51.1%を占めた。



李勳 dreamland@donga.com