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与野党、交戦規則の全面見直し要求 南北交流ではズレ

与野党、交戦規則の全面見直し要求 南北交流ではズレ

Posted July. 01, 2002 22:28,   

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野党ハンナラ党と与党民主党は、西海(ソヘ)で艦艇砲撃戦に関連して、韓国軍の交戦規則を朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の攻撃に即刻対応できるよう修正するなど、軍の防衛態勢を見直すことを一様に求めている。

しかし、ハンナラ党は、北朝鮮の金剛山(クムガンサン)観光をはじめ民間交流の中断までも要求しているのに対して、民主党は砲撃戦にもかかわらず民間交流は続けるべきだと主張している。

ハンナラ党の李会昌(イ・フェチャン)大統領候補は1日、ソウル汝矣島(ヨイド)の党本部で開かれた西海砲撃戦対策会議で「5段階からなっている交戦規則が間違っているという批判がある」とし、「交戦規則を含めて、韓国軍の防衛態勢を全面的に見直さなければならない」と述べた。

李候補は、また「金正日(キム・ジョンイル)政権に対して、謝罪の要求とともに、強力な警告を送る必要がある。再発防止のための適切な対策づくりのため、党を超越して協力を惜しまないつもりだ」とも語った。

会議で徐清源(ソ・チョンウォン)代表は、符号分割多重接続(CDMA)方式をはじめ、核心の先端技術移転など、各種の南北交流事業を全面的に見直すことを求め、朴世煥(パク・セファン)議員は、金東信(キム・ドンシン)国防長官らに対する問責を要求した。

民主党は、同日、統一部と国家安全保障会議(NSC)関係者らが出席したなかで緊急政府与党会議を開き、△交戦規則の修正検討△西海の北方限界線(NLL)の固守△北朝鮮の謝罪と責任者の処罰、再発防止△金剛山観光などの民間交流・協力の継続——などの措置を政府側に求めた。

盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領候補は、会議直前に「政府の対北朝鮮政策の全般にわたって新しい検討が必要だという指摘が、国民の一部から出ているようだ。迅速に判断して対応していく必要がある」と述べた。

一方、民主党の李仁済(イ・インジェ)議員は、記者懇談会を行い、△北朝鮮が誠意ある姿勢を示すまで数ヵ月間、金剛山観光を中止する△金東信国防長官と林東源(イム・ドンウォン)大統領外交安保統一特別補佐官を更迭する△金正日総書記のソウル答礼訪問に反対するーーという立場を表明した。



yyc11@donga.com swpark@donga.com