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7日からソウルで南北経済協力委、「金剛山ダム」でも要請へ

7日からソウルで南北経済協力委、「金剛山ダム」でも要請へ

Posted May. 06, 2002 09:35,   

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2000年12月以来中断されている南北経済協力推進委員会(南北経協推進委)が、7日からソウルで開かれる。

関係省庁によると、先月林東源(イム・ドンウォン)大統領外交安保統一特別補佐官が平壌(ピョンヤン)を訪れて合意した通り、南北の代表は、7〜10日にソウルで会い、経済協力問題を話し合うことが5日かたまった。

17カ月ぶりに再開される今回の会議には、韓国からは、尹鎭植(ユン・ジンシク)財政経済部次官を首席代表として、首相室、統一部、建設交通部、産業資源部などの関連省庁の局長級が参加する。

朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)も、経済部次官を団長とする代表団が、7日午前、中国・北京経由でソウル入りし、4日間にわたる会議に出席する。

今回の会議で、政府は、金剛山(クムガンサン)ダムの頂上部の2カ所で崩壊が発生し決壊の恐れがあるため、この共同調査を提案するほか、ダム下流地域の洪水防止対策や用水確保策を集中的に取り上げる方針であり、北朝鮮側の対応が注目される。

また、米30万トンを借款形式で北朝鮮に支援することや、南北間の鉄道と道路の連結、第1回会議で協議したケソン工業団地の建設や電力供給などが、主要な議題として話し合われる見通しだ。

この他、南北交流や協力の拡大に向けて、投資保障、清算・決済、二重課税防止、紛争解決の手続きなど、南北経済協力の4大合意書の発効も取り扱われる。

南北経協推進委は、2000年12月、李晶載(イ・ジョンジェ)財経部次官と北朝鮮のパク・チャンリョン国家計画委員会第一部委員長を首席代表として、平壌で第1回会議が開かれた。当時、2001年2月に第2回会議を開く予定であったが、ブッシュ米政権の対北強硬発言で、南北関係が硬直し、実現されなかった。

一方、北朝鮮側は、経協推進委第2回会議の終了後、早ければ今月中にも、経済視察団を韓国に派遣し、産業施設や中小企業を見学する予定だ。



朴重鍱 sanjuck@donga.com