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南北離散家族 金剛山でなごやかなひと時

南北離散家族 金剛山でなごやかなひと時

Posted April. 30, 2002 11:23,   

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韓国側の離散家族訪問団99人は29日、金剛山(クムガンサン)で、個別再会や昼食会など3回にわたって、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)在住の家族や親族と対面した。

北朝鮮在住の離散家族の宿所である金剛山のホテル客室で行なわれた個別再会で、離散家族らは、写真やプレゼントなどを交換して、再会を喜びあった。

26日に病死したオ・ビョンスンさん(93)の代わりに訪朝したイ・ブジャさん(62)は、北朝鮮在住の姉シンホさん(66)とともに、亡き母の霊を祭り、大韓赤十字社が用意した魚やりんごなどを供えて、故人のめい福を祈った。

続いて開かれた昼食会で、1967年に拉致されたプンボク号の船員チェ・ウォンモさん(92)の妻、金エランさん(79)は、夫の写真をさし出し「夫の生死だけでも教えてください」と訴えた。

金さんは、今回の第4次離散家族再会のための生死確認で、北朝鮮側から「生死確認が不可能」という通報を受けた。

韓国側離散家族は、午後、金剛山の九龍淵(クリョンヨン)で、家族とともに和やかな時間を送った。韓国側離散家族訪問団は、30日に束草(ソクチョ)港に戻る。

金剛山共同取材団