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「お母さん…」金剛山で4回目の南北離散家族再会

「お母さん…」金剛山で4回目の南北離散家族再会

Posted April. 29, 2002 10:20,   

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第4回南北離散家族再会のために北朝鮮の金剛山(クムガンサン)を訪れた韓国の訪問団99人は、28日、金剛山旅館2階に設けられた団体再会場で北朝鮮の家族180人と感激の再会を果たした。

当初、訪問団に入っていたものの、再会2日前に持病で死亡したオ・ビョンスン氏(93)の娘、李富子(イ・ブジャ、62、全羅北道南原市阿英面ソン里)氏は、母親に代わって北朝鮮に住む姉、シンホ氏(66)と再会するために参加した。シンホ氏は、妹が持ってきた母親の写真を胸に抱きしめ「お母さん」と呼びながら泣き崩れた。

韓国戦争の混乱で、妻と5歳の息子を残して平壌(ピョンヤン)を後にしたキル・ヨンジン氏(82)は、北朝鮮の妻、イ・ヨンヒ氏(73)と息子、チャングン氏(57)に再会し、「ご免ね、ご免ね」ということばを繰り返した。

また、戦争以降50年以上、再婚せずに夫を待ちながら生きてきたチョン・ギオプさん(75、全羅南道靈光郡鹽山面オドン里)は、夢に描いてきた夫、イム・ハノン氏(74)と感激の再会を果たした。

韓国側の離散家族99人は、団体再会に続き、北朝鮮訪問団の団長兼朝鮮赤十字会中央委員会のチェ・チャンシク副委員長が主催した歓迎パーティーで、北朝鮮の家族とともに夕食を食べながら金剛山初日の夜を過ごした。

韓国の訪問団は29日に個別再会と共同昼食、三日浦(サムイルポ)共同観光など家族との時間を過ごした後、30日午前、束草(ソクチョ)港に帰ってくる予定。