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北朝鮮と日本「日本人妻の里帰り」を協議へ

北朝鮮と日本「日本人妻の里帰り」を協議へ

Posted April. 26, 2002 09:53,   

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朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)と日本は、29、30日、中国の北京で赤十字会談を再開する。今回の会談は、北朝鮮が3月下旬「日本人行方不明者」に関する調査を再開すると表明したことで行われるもので、00年3月に中断されて以来初めての会談だ。この会談は00年10月以来中断されている大使級による国交正常化交渉の再開可能性を探る意味合いも持っている。

両国は今回の会談で、北朝鮮に住んでいる「日本人妻里帰り」を再開することで合意すると東京新聞が25日報じた。日本人妻里帰りは、97年から00年にまで3回(43人)行われた。しかし、大使級国交正常化交渉とともにこの事業も中断された。

今会談での最大の争点は「日本人行方不明者(日本人拉致疑惑)」問題だ。日本は「11人の拉致疑惑の解明なしに人道的支援や国交正常化交渉は行わない」という立場を伝える方針だ。これに対して北朝鮮は「調査する」という意向を示すものとみられる。

北朝鮮は、45年以前の行方不明者調査と被爆者への支援、食糧支援などを取り上げるものと予想される。

北朝鮮は00年の赤十字社会談で、日本に対し北朝鮮の行方不明者108人の所在把握を依頼して、今回151人の追加リストを提出したと報じられている。これは、日本の拉致疑惑の追及に対応するための「向かい火」として受け止められている。



ksshim@donga.com