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医者になる前に人格評価…日本で実施へ

Posted December. 17, 2001 10:53,   

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「医者になるなら、まず人間になれ」

医療知識と技能はもとより、医者になるだけの人格を備えているかを評価する新しい「予備医師」共通試験が、日本で来年から実施される。「臨床実習開始前の学生評価のための共通試験」という名のこの試験は、臨床実習を控えた医大・歯大生を対象に実施され、多くの医科大学がこれに参加する予定だ。

試験は、医療知識と問題解決能力を評価する即答試験と、患者に対する態度などを見る実技試験に分かれており、なかでも実技試験は、診察で患者を尊重し信頼感を与えられるかどうかを重点的に評価する。

参加大学の大半が、この試験で一定の成績を上げられない学生には、臨床実習の機会を与えずに再教育を受けさせる方針だ。医師国家試験に先だって、さらに一つの関門ができたわけだ。ある大学医学部が、試験的に実施した結果、医大生100人のうち約5人が医療知識では高い点数をとったものの、人格面では落第点をとった。

この試験は、最近日本の各大学病院で、投薬ミスや患者が入れ替わるといったミスが続いて起き、医療陣への信頼が落ちているなか、設けられた。



李英伊 yes202@donga.com