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「スージ金事件、安企部でわい曲」

Posted November. 16, 2001 09:47,   

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国家情報院(国情院)は15日、「1987年の在香港韓国人・尹泰植(ユン・テシク)氏の北朝鮮拉致未遂事件」が国情院の前身である国家安全企画部(安企部)によってわい曲され、隠ぺいされたことを認めるとともに、遺憾の意を表明した。

国情院は同日、「一部マスコミのスージ・金(キム)に関する報道に対する立場」という報道資料を発表し、「国情院は87年、安企部だった当時、スージ・金事件がわい曲・隠ぺいされたことは間違っており、非常に遺憾に思う」との立場を明らかにした。

また、「適法な手続きにしたがって、同事件の真相と責任を究明し、このような事件が再発しないようにする」と述べた。

国情院は14年ぶりに再開された検察捜査で、尹氏が妻の金玉分(キム・オックブン、スージ・キム)氏を殺害した後、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の拉致未遂事件に偽装したことが明るみに出たことで、同事件を隠ぺい・ねつ造したという疑惑を受けてきた。

国情院は最近、同事件に対する真相調査を行った結果、当時の安企部が尹氏を調査する過程で、尹氏が妻の金氏を殺害したという陳述を確保したにもかかわらず、これを黙認した事実を確認したものと伝えられている。



丁偉用 viyonz@donga.com