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ホルト女史米国で他界、韓国に葬られる

Posted August. 02, 2000 12:41,   

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韓国孤児の「守護天使」として一生を捧げてきたホルト国際児童福祉財団の設立者であるバーサー・ホルト女史が、先月31日なくなった。ホルト国際児童福祉財団(韓国内の法人はホルト児童福祉財団)は、ホルト女史が先月31日、アメリカのオレゴン州・ユージン市の自宅で息を引き取ったと発表した。享年96歳であった。

ホルト女史は先月25日、毎日の散歩を終えたあと、心臓発作を起こし病院で治療をうけてきたが、結局蘇生ことができなかった。

ホルト女史が創立したホルト児童福祉財団は、これまで1万8000人の韓国孤児の国内養子縁組をし、7万人は外国の家庭に養子縁組をとりもった代表的な孤児救護機関である。ホルト女史は、朝鮮戦争直後である1955年、韓国の間の子孤児に関するドキュメンタリーを見たのをきっかけに、夫と共に孤児養子縁組事業を始めた。女史の夫、ハリー(1964年韓国で死亡)は当時、木材事業で大金を稼いだが、心臓マヒで死の直前までいくという体験をしてから、「残りの人生は神様の恵みにお応えしよう」という事で、孤児養子縁組事業を積極的に行うようになった。

ホルト女史の遺体は、遺言により7日韓国に運ばれ、葬儀は9日午前10時、京畿道コヤン市にあるホルトイルサン福祉タウンでホルト児童福祉会葬で行われる。女史は福祉タウン内にある夫の側に葬られる。