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手術から3ヵ月…新しい髪の毛が見える!

手術から3ヵ月…新しい髪の毛が見える!

Posted August. 22, 2007 06:21,   

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●手術から14日目……普通に髪を洗う

「移植した髪の毛が抜け、手術前の状態に戻ることもあるので、あまり驚かないでください」

手術から14日目、ソウル江南区新沙洞(カンナムグ、シンサドン)のテーマ皮膚科を訪れ、抜糸した後、チョ・ソンイン院長から言われて気が動転しそうになった。毛根移植した毛髪の80%は抜けるという。代わりに、その毛穴からは新しい髪の毛が生える。

これからは気楽に髪を洗ってもいいといわれた。これまで、髪を洗うのに非常に注意を払わなければならなかった。手術した部分に石鹸がついてはならないので、慎重に石鹸をこすり、水をかけるのはひときわ慎重だった。後頭部は見えないため、毎朝、家内に苦労をかけた。

しかし、これからは石鹸を使ってもいいし、軽くこすることもできる。やった!この日からは薬物治療も受け始めた。

飲み薬の「プロペシア」と、4週間分の塗り薬の「ミノキシジル」成分の薬を処方してもらった。

以前から何回か飲み薬で治療を試みたことがある。しかし、副作用への懸念や処方箋を受け取るため、そのつど、病院で長い時間待たされるのに嫌気がさし、途中で薬の服用を中止することがしばしばだった。ミノキシジル成分の薬は、朝晩、髪の毛を洗ってから完全に乾かして脱毛の部分に振りかける。しかし、もともと汗かきなので、活動の多い昼間には薬が目に入ることもあり、夜だけ塗っている。

●20日目……毛のう炎ができる

ある日、頭の前の部分に吹き出物が触れた。ひょっとして毛のう炎?「移植した毛穴が痛むこともある」と言ったチョ院長の注意事項が頭に浮かんだ。病院に行ってみると、やはり毛のう炎だという。幸い軽い状態なので、別に治療を受けなくてもいいという。3日過ぎたら、おできもなくなった。本当によかった。

チョ院長はまた、別の薬物療法のメソセラピーを勧めた。頭皮に注射を打って薬物を直接注入するのがメソセラピーだ。血行をよくし、毛髪に栄養を供給する成分を直接注射するので、効果が大きいと言われた。

プロペシアは4週間分で5万5000ウォンだが、メソセラピーは一回で6万ウォン払わなければならない。最初の2ヵ月間は週に1回、次の2ヵ月間は2週間に1回ずつ、それからは毎月1回ずつ、計6ヵ月以上の治療を受けなければならない。数日間悩んだ末、治療を受けることにした。

●25日目……「メソセラピー」開始

メソセラピーを始めた日は「だまされた」気がした。注射1本だと言われたのと違い、20分間、100本の注射を打たれた。

ヘアラインに沿って注射を打ってもらったが、痛くて涙が出そうだった。注射の後、10分ほどレーザー治療を受けた。頭全体がひりひりした。

メソセラピー治療を受けた日は、髪に水がついてはいけない。この日はミノキシジルを塗るのをやめた。

それから2週間後、頭に残っていた赤斑がすべてなくなった。これからは手術前のように、頭の手入れをしてもいい。すぐ床屋に行った。さっぱりした。

●65日目……手術前の状態に戻る

髪の毛が抜け始めると、あっという間に手術前の状態となった。予想はしていたものの、気が気でない。家内に言われた。「前の部分は移植してないんでしょう?あそこも結構なくなってるよ」。

いったいどういうわけだろう。チョ院長は頭を細かく調べた後、「毛髪移植の際は、脱毛の部分だけでなく、従来の髪の毛のある部分にも少し移植します。毛髪の質感や厚さのギャップを減らすためですね。このとき、周辺組織がやや傷みます。しかし、手術部位が落ち着けば、再び髪は生えるでしょう」という。

一時的な現象だといわれたが、やや不安だった。

●90日目……再び髪の毛が生える

いつもの癖で髪をなでてみるが、90日ごろから再びかさかさした感じがした。移植した毛穴から新しい髪の毛が生え始めたのだ。気持ちいい。昔はなかったが、髪に触る癖ができた。屋外での活動の際は、帽子をかぶるように言われた。

110日過ぎた今、髪は伸び続けている。移植した毛髪のうち生き残った20%はすでに4〜5センチほど伸びており、新しい髪も生え続けている。



yeon72@donga.com