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まな板に上がった「江南ママ」

Posted June. 28, 2007 03:15,   

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また江南(カンナム)論争か。

SBS月火ドラマ「江南ママを追いかけ」(シナリオ金ヒョンヒ、演出ホン・チャンウク、午後9時55分)が25日、初放映され、江南ママの教育ぶりをめぐる議論がまた起きている。同ドラマは25日14.4%、26日16.2%の視聴率(TNSメディアコリア)をあげ、同時間帯でトップを記録した。

ドラマのあらすじは、江北(カンブク)に住むミンジュ(ハ・ヒラ)が、全校トップの息子が江南学生と競った英語の試験でひどい成績をもらって、江南行きを決心したことから経験する話だ。江南に住む友だちスミ(イム・ソンミン)が江北と江南の学歴の差を露骨に強調したり、江南ママたちが集まって「今回、アイビーリーグに30人が行った」と私教育情報を交換するシーン、江南学生たちがブランド物で飾った姿などが放映された。ミンジュ以外にも、江南に行こうとする江北の主婦ミギョン(チョン・ソンギョン)と、お金持ちだが高慢な江南の主婦スミが主要な登場人物として出る。

議論の焦点は、同ドラマに出る江南主婦たちの実態だ。ドラマのホームページの掲示板には、「江南に住むママ」または「非江南ママ」と明らかにしながら書き込んだ主婦たちの文が500件以上載せられた。

江南に10年住んできた主婦という朴ミョンスクさんは、「江南と言っても、大峙洞(テチドン)付近のマンションには、子女教育のために引っ越して来た借り家の人が多い。お金持ちが多くいるが、大半は生活費や教育費を負担に思う庶民たち」と主張した。ホン・チュンギさんも、「ドラマには、江南の子どもたちがブランド品でお洒落をし、タワーパレスに憧れるシーンが出たが、江南の主婦たちといって誰もが子どもたちにブランド品を買ってやるわけではないし、安物の服を買う人も多い。極めて少数の人を見て全体を罵倒しないでほしい」と述べた。金ヒョンスクさんは、「ドラマにはお金持ちだけが出ていたが、そうでない人も江南に多い。罪があるとすれば、子どもの教育のためにあちこちから無理して引っ越して来たことだけだ」と主張した。

しかし、「非江南主婦」と思われるアン・ムンジュさんは、「江南一帯の商店ビルで安い服を買う人は90%が地方から来た人で、江南の書店の文具コーナーで1時間いてみても、10人中8人は高いものだけ選ぶ。江南では安い服だけ売っていては商売にならないから、高価な服を売らなければならないと言う商人が多い」と述べた。ムン・ソンヒさんは、「江南の幼稚園でアルバイトをしたことがあるが、夏休みになれば、欧州、中国、中南米に海外旅行を行く子どもたちが多い。確かに江南は別天地」と語った。江北主婦というイム・チュンソンさんは、「(ドラマを)みていると気が重くなった。(江南ママたちは)少なくとも他人に対する思いやりと理解が不足していると思う」と述べた。

ク・ボングンSBSドラマ局長は、「韓国社会で議論になっている部分を表に出して論議してみようということ」と企画の主旨を説明した。



zozo@donga.com