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高度1220mの空を歩く グランドキャニオン・スカイウォーク

高度1220mの空を歩く グランドキャニオン・スカイウォーク

Posted May. 25, 2007 03:12,   

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グランドキャニオンの旅行がより多彩なものになった。最近、グランドキャニオンのウェスト地域に、空の上を歩くような気分になるガラス橋で峡谷の風景を鑑賞できる新しい施設「グランドキャニオン・スカイウォーク」がオープンしたのだ。ここはグランドキャニオンの観光地、サウスリムよりはるかに下流。ラスベガスからの距離も2時間程と近い。

「空の上を歩け(Walk the sky)」。3月28日にグランドキャニオンの西部地域に開場したガラス橋(Glass bridge)「グランドキャニオン・スカイウォーク」のスローガンだ。周知のように、グランドキャニオンはコロラド川の流れによって窪んだ巨大な峡谷。しかし、フラッグスタッフ(アリゾナ州)からアクセスするサウスリム地域(これまでのグランドキャニオンの観光中心地)からは、その峡谷の真の姿を見ることは難しかった。峡谷の端の展望台で鑑賞しなければならなかったからだ。

スカイウォークは、その限界を乗り越えた新しい施設。鳥のように空から見下ろすように考案された。構造はこうだ。峡谷の端から水平に21m突き出た橋を仮設し、その底にはガラスを敷きつめた。だから橋の上に立つと、峡谷の断崖と1220m下のコロラド川を見ることができる。空を歩くような気分といっしょに。

橋が崩れることについての心配は無用。ボーイング747機71台分の荷重、80km離れたところの強震(リヒター規模8.0)にも耐える構造物だからだ。底の5重強化ガラスは時速160kmの強い垂直上昇気流にも耐える。同時に鑑賞可能な人数は120人だ。携帯品(含カメラ)を預け、上靴を履いて入場する。ガラスの底に傷がつくのを防ぐためだ。

スカイウォークの開場により、グランドキャニオンの見所は3ヵ所に増えた。既存のサウスリム(「リム」とは丸くなった峡谷の端を意味)と、反対側のノースリム、そして、スカイウォークのあるグランドキャニオンウェスト。

10年前までは、外国人観光客のグランドキャニオンへの旅行手段は自動車が中心で、出発地はフェニックス(アリゾナ州)、ロサンゼルス(カリフォルニア州)、ラスベガス(ネバダ州)だったが、最近は軽飛行機に変った。出発地はラスベガス。自動車では少なくとも2泊3日かかるが、飛行機を利用すれば日帰りだ。グランドキャニオンウェストも軽飛行機のツアーコースだ。けれど、自動車旅行も悪くない。ラスベガスから近い(194km)からだ。サウスリムまでの距離(395km)の半分程だ。

●旅行情報

◆グランドキャニオンウェスト、▲スカイウォーク(www.grandcanyonskywalk.com)、△入場料〓25ドル。「グランドキャニオンウェスト」のツアーパッケージ(4種、50〜200ドル)を購入してこそ利用可能。

◆グランドキャニオンの軽飛行機ツアー〓ビジョンエアーの軽飛行機がラスベガスから1日3回出発する。サウスリムとノースリム、グランドキャニオンウェストはもちろん、モニュメントバレーコースもある。韓国に開設されているホームページ(www.grandcanyon.kr、www.flyvision.co.kr)を通じオンラインの相談及び予約も受けつける。



sol@donga.com