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子どもの怪我には適切な応急措置が必須

Posted April. 30, 2007 03:43,   

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5月、家庭の月を迎えて子どもと一緒に出かける親が多い。せっかく遊びに行ったのに、予期せぬ子どもの怪我に見舞われると、親は右往左往することになる。子どもの負傷はともすれば大きな後遺症を残したりする。的確応急措置をしさえすれば、このようなリスクは軽減できる。

●骨折を漢方治療のみに依存すれば、骨がずれてくっつく恐れも

大人の場合、足首、手首が挫かれると、靭帯が良く損傷するのだが、子どもは骨を折ったり、脱臼する場合が多い。大人は表で触ってみれば、骨折しているかどうかが分かるが、子どもの骨は弱く細いため、損傷の部位だけでは骨折しているかどうかを判断しにくい。

子どもが腕を痛めた時、まったく動けず痛めたところがはれ上がると、骨折の可能性が高い。その時は、直ちに整形外科に連れていかなければならない。柔らかな子どもの骨は付きやすいので、簡単に回復できる。

しかし、骨折を単に挫いたものだと思って、漢方治療にのみ依存したり簡単な措置だけすれば、骨がずれてくっつく場合が多い。そのような時は整形外科へ行っても治療が難しくなる恐れもある。

15歳以下の子どもの骨はまだ完全に成長していない状態なので、X線の写真にもよく映らない軟骨がある。病院で骨折の治療を受けたとしても、親は安心しないで、子どもを注意深く観察しなければならない。間接の近いところに成長板がある。子どもは間接の周辺が損傷すれば、成長板まで痛めてしまう場合がある。子どもの骨折は手術よりはギブスだけで治療する時が多いため、成長板が損傷したかどうかを事前に注意深く観察した方が良い。

●化学物質が目に入った時は、素早く洗い流すべき

まず、血が出ているかどうかをチェックする。血が出ていれば、目を閉じた状態で保護眼鏡かゴーグルのようなものを目にかぶせて、外部からの刺激を遮断し、すぐ病院へ連れて行く。黒い瞳と虹彩の間で血が出ていれば、眼球が破裂している恐れがある。

血が出なければ、目をこすらずに頭を後ろに下げて、目を上の方へ向かせる。異物が入った時は、生理食塩水で軽く洗うといい。砂の中の税金のため、目に炎症ができる例があるからだ。鉄の粉のように大きい異物を抜き取るために水や食塩水を目に過度に流すと、目の防御幕が弱くなる。そのような時は眼科に訪れる方が良い。

科学実験などをやっている途中、化学物質が目に入った場合にも素早く洗い流すのが一番重要だ。水道水や洗浄された水を使っても良い。目を開けた状態で、1リットル以上の水で30分間目を開けた状態で洗い流した後、きれいなガーゼを水に濡らして目を覆って病院へ行く。

●軽い擦り傷も初期措置を誤れば、傷跡が残ることも

擦り傷は見た目はたいしたことではなくても、傷跡が残る場合もあるので、初期措置をうまくする方が良い。まず、傷に触らず、きれいな水や生理食塩水で傷のところの異物を取り除いた後、マデカソルのような傷の治療薬を塗る。子どもがかさぶたを剥がさないように、使い捨てのバンドなどを付けておく。手を切った時は、きれいな布で止血した後、薬を塗る。激しく腫れあがったり、この5年間、破傷風の注射を打ってもらわなかった時には病院へ行く方が安全だ。

やけどをした時は、冷たい水で傷の部位を冷やした後、薬を塗った方が良い。やけどが酷い場合は、無理やり服を脱がそうとしないで直ちに病院へ行く。やけどの傷を早く治すためには、傷のところをしっとりした状態で維持するのが良いので、湿潤バンドを使う。

(アドバイス=金眼科病院・角膜科のソン・サンリュル教授、ソン病院・間接センターのソン・インス、アルンダウンナラ皮膚科のソン・ホチャン院長)



artemes@donga.com