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映画『ビューティフル・サンデー』の俳優、朴ヨンウの魅力に迫る

映画『ビューティフル・サンデー』の俳優、朴ヨンウの魅力に迫る

Posted March. 22, 2007 03:03,   

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●作品選択には悩むが正解はない

■1 チン・グァンギョ監督〓撮影をしていて最も難しかった場面は?

「最後のナム・グンミン氏と会う場面ですね。最も重要な場面なので、感情が最高潮に達していなければならないのだけれど、実は撮影の半分が終わった段階で撮りました。それで『果たしてこれでいいんだろうか』と非常に悩みました」

■2 製作会社「シネ・ライン」のソク・ミョンホン代表〓これまで断って後悔した役割は?

「いやあ、数えきれないほどですね。僕がしなくても成功したのもあったし、不調に終わったのもありましたが、実名は明かしたくありません。ある人はそれを運命だというが、役者にはいつもつきまとう悩みです。選択に正解はなく、後悔したからといって役立つものでもないし…。一つ成功したからといって永遠に続くわけでもないですね」

■3 かつて8年間朴ヨンウをマネジメントしてきたスター・パーク・エンターテインメントのシン・ギョンホ取締役〓もう8年間同じ車に乗っていますが、僕に安く譲る気はないですか?お金はどれだけ稼ぎたいですか…。

「あの車に目をつけている人はけっこう多いですね。8年間でなくて7年間ですが、走行距離はわずか1万7000キロ。彼女はいないと言うと、みんなうそだと言うんですが、もし彼女がいたら、そんなに少ないわけがないでしょう。あの車は、今も自分にはもったいないぐらいですよ…。譲るなんて、とんでもない。僕には少しばかり「乞食病」があるんですが、これももったいぶっているように見えるかな。でも、質素なほうなんですね。お金はもう十分稼ぎました。お金よりプロとしてのプライドが重要ですね」

■4 一緒に出演した新人女優のミン・ジヘ〓多く聞かれる質問ですが、もし先輩がスヨンならば、ミヌを許せますか?

「絶対許せないと思うね。僕には理解できない。でも、もしスヨンに他人の心を読み取る透視能力があって100%その人の心を感じることができれば、『どうして、あんな人がいるんだろう』と、ポツリと一滴の涙を流すような気はします。愛憎というのかな…」

■5 俳優のナム・グンミン〓ヨンウ先輩は演技のほかには全く関心がないように見えますね。

「演技にしか関心がないわけではなく、そう見えてしまう可哀想な人生ですよ。人生を楽しむコツを知らないから。もともと一つのことに夢中になる性格じゃありませんが、演技は苦痛を伴うけれど、だからこそ余計にチャレンジしてみたいし、自分が生きているという気がしますね。演技では特別な人になりたいし、個人的には平凡になりたい」

●赤いジャンパーだけを5ヶ月間も着る…「服への欲はありません」

■6 広報代行会社「ゲーム・センター」マーケッターのチョ・アラ〓いつも黒いジャンパーばかり着ていますが、ファッションにはもともと関心がないんですか。

「朝、起きたら、一番近くにあるものを着るからです。撮影に行けば着替えるのに、どうして普段から着飾らなければならないんでしょうか。去年は赤いジャンパーを5ヶ月間も着ました。服には全く関心がないんです。ブランド品はプレゼントとしてもらったことはあるけど、自分で買ったことは一度もありません。芸能人の中には意外にそんな人が多いんです」(彼はこの日も、最近は誰も着そうもない、話題のその黒い防寒ジャケットを着てきて、写真撮影の際に着替えた)

■7 映画『ホロビッツのために』に一緒に出演し、『いま、愛する人と住んでいますか』で共演している親友の女優オム・ジョンファ〓ヨンウさん、私をどう思うの?女として、また人間として…。

「ハハハ…。僕には全く気もないくせに、そんなことを…。意地が悪い。人間的には本当に猫かぶらない人、女としてはちょっともの足りない。もう少し人気がなかったら、僕から何とか誘ってみてもいいけど、でも人気が高すぎて、僕の手にはおえませんね」



yourcat@donga.com