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ヘイ里で物静かでこぢんまりとした「冬の幸せ」を楽しもうか

ヘイ里で物静かでこぢんまりとした「冬の幸せ」を楽しもうか

Posted December. 09, 2006 07:58,   

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京畿道坡州市(キョンギド・パジュシ)のヘイ里は、格調高い文化芸術人の村で有名なところ。しかし、冬にここを歩きながら鑑賞するのは薦めたくない。素敵な建物が多いとはいえ、とても寒いからだ。坂道も多ければ、最近は建築の新築工事も多く、うっとうしい。反面、村の中のギャラリーや博物館のどこへ行っても煩雑でなくて、物静かでこぢんまりとした時間を過ごせるのは、冬にだけ得られるボーナスだ。

大衆交通(ソウル地下鉄2号線の合井駅1、2番出口から200番バス)を利用しても良い。ヘイ里まで行った後、電気自動車(031−957−0896)に乗ってみよう。運転免許証があれば、1時間に2万ウォンを支払ってレンタルすることもでき、村の巡回ツアー(1人当たり3000ウォン)を利用することもできる。何に乗って見物するにしても、予めインターネット・ホームページ(www.heyri.net)で地図をプリントアウトして用意しておこう。村の中に標識がほとんどないため、建物の模様が描かれた地図が必ず必要だ。展示、公演とイベント、講座の日程を事前にチェックするのも欠かせない。「とりあえず行ってみよう」というのはここでは通用しない。きめ細かな準備がヘイ里を100%楽しめる秘訣だ。

▲展示&公演〓放送人のファン・イニョンさんが運営するカメラタ音楽鑑賞室では、毎週小規模の音楽界が開かれる。予約が必須で、入場料2万ウォンで簡単な飲み物とお菓子が提供される。12月の日程は次のとおり。△9日午後7時〓ユニストリングアンサンブル公演△16日午後7時〓フルーティストの朴チウンとビオリストのフンウェイ・ファンの公演△24日午後7時〓リュートの金ヨンイクとボーカルのチョン・マリの公演△25日午後5時〓音楽とワインで楽しむクリスマスパーティー△31日午後8時〓年越しのコンサート。

年越しの公演は30日午後5時、ブックハウスのアートスペースでも開かれる。「かなわない愛」をテーマに、ソプラノのナ・ヘギョン、ピアニストのチョン・グムニョンの公演がある予定。入場料は1万ウォン。

子供たちと一緒なら、子供複合文化空間の「イチゴが好き」のパッケージ入場券を5000ウォンで購入して、サムジ美術倉庫と「イチゴが好き」をどちらも利用してみてもよい。20日からアートファクトリーで行われる不思議なポップアップブック特別展も子供たちに喜ばれるイベント。

カップルなら、陶道軒(トドホン)の花の陶芸スタジオの陶磁器体験教室でお皿を一緒に作ってみてはいかが。好きな時間に予約することもでき、参加費は皿1枚で3万ウォン。

時間に余裕があれば、近くの坡州英語村(english-village.gg.go.kr/paju)やプロバンス(www.provence.co.kr)を一緒に見て回るのもいいだろう。

▲食事&飲み物〓大体、ギャラリーにカフェが付いている。そのうち、タッチアートギャラリーのカフェーは、わらの広場のすぐ前なので、お茶を一杯飲んでから軽く散策するのにもってこい。静かな思索の空間なので、子供を一緒に連れて行くにはあまりふさわしくない。

独特の食べ物を楽しみたいのなら、南米の定食が食べられる陶道軒のエルバティオ(031−942−0918)、スパゲッティとリゾットが食べたければ植物感覚(031−957−3123)、ピュージョンの韓国料理を望む場合はジンアートのラヘム(031−946−3478)、サンドイッチのように安価で簡単な食事はコン写真スタジオのライムツリー(031−957−0896)がお勧めだ。



susanna@donga.com