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1回に15分、1週間に3回のみ

Posted October. 23, 2006 07:01,   

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●ます、お風呂の習慣から直そう

肌はよく脂性と乾性に区分するが、秋、冬の季節に問題になる肌は乾性の場合が多い。乾性肌の人は手足の部位に角質ができやすい。角質層が破壊されれば、肌からの水分損失が15〜20倍増加する。

例えば、入浴時に垢すりをすれば、一度破壊された角質層は解剖学的に復旧するまで約1、2週間かかる。

三星(サムスン)ソウル病院皮膚科の李柱興(イ・ジュフン)教授は、「よくお風呂に入れば肌に水分が供給されるだろうと考えがちだが、実際にはせっけんの使用や垢すりの習慣のため、入浴後に急激に水分を失う場合が多い」とし、「垢を強くこすった場合は1、2週間の皮膚管理に特別に気を使う。また、風呂に入る時も気を付けなければならない」と話した。

特に、お年寄りは肌の乾燥がひどくなる場合がある。手足の外側は乾性湿疹がよく発生する部位なので、垢すりをしないようにする。

お風呂の回数は週に2、3回程度にし、お風呂の時間も1回に約15分程度が良い。特に中年男性の場合、疲れを解消するレベルで毎日熱めの風呂やサウナを楽しむ人が増えているが、これは肌の保護膜を損傷させ、かゆみを誘発させ、肌の老化を促進させる。洗顔する時も温い水を使用し、最後には冷たい水で洗うのが皮膚の老化を防ぐ道だ。

入浴時にタオルに石鹸をつけて擦る習慣を避け、低刺激性の石鹸を手につけてローションを塗るように使う。できるだけ、わき、股ぐら、乳房など汗がたくさん出る部位を主に洗い、手足の外側は省く。水気を拭く時も乾いたタオルで肌を擦らずに、肌を弱く押しながら拭く。

入浴後の保湿剤は水気が体に少し残っている時に塗った方が良い。

●食習慣も調節しよう

肌のかゆみは精神的なストレスや心理的な緊張感、コーヒーや紅茶、アルコールなど好みの食品攝取と密接な関連があることが確認された。

ストレスが溜まった時はその日その日に解消することが重要であり、好みの食品も適度にたしなむほうが良い。また、1日に6、7杯の水を飲んだ方が良い。

慶煕(キョンヒ)大学漢方皮膚科の金ユンボム教授は、「炒めてない麦で沸かした麦茶を飲むと、肌の乾燥によるかゆみ症状を軽減するのに役に立つ」とし、「アロエを沸かした液体をガーゼにつけてかゆい部位に10〜15分程度あてると、かゆさを和らげることができる」と話した。

ビタミンが豊富な旬の果物、野菜など水分がたくさん含まれた食べ物を充分に取ることも良い。特に、ビタミンAやビタミンEが豊富なアボカドやマンゴーは季節の変り目にもしっとりとした肌を維持するのに役立つ。水分が蒸発することを防ぎ、乾燥した肌をしっとり、つややかにしてくれる。特に豊かなビタミンAは肌に弾力を与え、すべすべにしてくれる。

一方、肌の乾燥症を悪化させる要因である精製炭水化物(小麦粉、砂糖)やタバコの煙などは、できるだけ避けた方が良い。



likeday@donga.com