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鏡よ、鏡よ、増えたの、腫れたの?

Posted October. 09, 2006 07:08,   

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「増えたのか、腫れたのか」

体重が増えた場合、太ったためなのか、腫れたためなのか、よく分か轤ネい時がある。太ったのなら、食事量を減らすとか運動をして減らせばいいが、腫れた場合はそうではない。

毎朝、顔だけでなく、手と足まで腫れ、靴まできつくなる経験は誰にでもあるはずだ。しかし、体重が3〜4キロ増えるほど腫れがひどいなら、専門医の診断を受けた方が良い。

腫れる原因は多様だが、間違った生活習慣のため、血液循環と新陳代謝が円滑でない場合が多い。

▲生活習慣を改善すべき〓身体が腫れるのは、身体の中に不要な水分が蓄積されるからだ。適正体内水気量は、男性の場合、体重の60%、女性は50%だ。体内水分の3分の2が細胞内にあるのが正常だが、この水分が細胞の外に出て、細胞の間にとどまる時、身体が腫れる。腫れを防ぐためにはまず、辛くて塩辛い刺激的な食べ物を避けなければならない。ポチョン・ジュンムン医大盆唐(ブンダン)チャ病院家庭医学科の朴ギホン教授は、「塩辛くして食べれば、水をたくさん飲むようになるので、顔だけでなく全身に水分を蓄積させることになる。また、寝る前に水を飲んだり、必要(1日平均1.5L)以上の水を飲むことも望ましくない」と話した。

枕に顔をうずめて寝たり、枕の高さが非常に高い場合も、顔が腫れる。ストレスや不眠症で眠りが足りない場合にも、新陳代謝が落ち身体が腫れる。特に、ストレスを感じれば、抗利尿ホルモンが分泌され、小便排泄が抑制され身体が腫れる。

断食やワンフードダイエットなど食餌療法でむりに体重を減らした場合には、ちょっとだけ食べ過ぎても身体が腫れる。暴食で水分が吸収される速度が、以前よりずっと早くなるからだ。

休息を取れば小便がちゃんと出て腫れを予防する效果がある。弾性靴下やストッキングをはけば、身体を圧迫し、体液が静脈を通じて排出されるようにする效果がある。

ポチョン・ジュンムン医大の朴教授は、「短い時間でも活用し、簡単な体操やストレッチングをしたり歩けば、血液循環がよくなり、腫れを予防することができる」と話した。

▲治療が必要な場合〓腫れの程度が簡単に分かる方法は、足の甲や足首の周りを押してみること。押した跡がそのまま残っていれば、すでに相当進行した状態で、体内の水分が4〜5Lもあるということを意味する。治療の必要な症状は、△あまり食べてもないのに急に体重が増えた、△1日の間にひどい体重変化があった、△小便量が減った、△睡眠中に小便のため起きなければならない、△指輪がよくはめられなくなる、△朝起きたら目が腫れていた、△靴がきつい、△横になると息切れがして起きて座らなければならない、△運動する時息苦しいなどだ。

このような場合には病院を訪れ、正確な原因をみつけた方が良い。腫れを伴う代表的な疾患が肝臓疾患、心臓病、腎臓病などだが、甲状腺機能低下症、姙娠、栄養欠乏、生理などによっても生ずることがある。一方、足だけ腫れる時は、水分の問題ではなく、足の静脈が血栓で詰まったか、リンパ循環に問題があるかも知れないので、気を付けなければならない。服用する薬のため腫れる場合もある。頭痛や関節痛がある時服用する一部消炎痛み止めは、身体に塩分を蓄積させる作用がある。ウルジ病院腎臓内科のファン・ヨンファン教授は、「痛み止めを長く服用すれば、腎臓機能を失わせ、身体の腫れる症状がひどくなる恐れがある。その時は、薬物服用を中止するか、他の薬物に変えれば、予防が可能だ」と話した。



likeday@donga.com