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お〜マンマミア!大ヒット

Posted July. 28, 2006 03:45,   

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大型ミュージカルが軒並み幕を上げて激突する今夏の公演界で最も著しい成果を見せている作品は「マンマミア!」だ。「マンマミア!」は2大公演前売りサイトの「チケットリンク」と「インターパーク」の前売り順位でいずれも1位(26日現在)を占めている。

6月、W杯の悪材料(?)に続いて台風に梅雨、そして夏の休暇シーズまで続き、公演界全般が不況に苦しめられているが、「マンマミア!」はチケットが1日に約2000枚ずつ売れ、大ヒットを続けている。8月から9月の第1週まで毎週木曜日(8月17日を除く)にマティネ公演(昼の公演)も4回追加された。

「マンマミア!」のストーリーは単純だ。父親が誰か分からないまま母親のドナーの手に育てられた娘ソフィが自分の結婚を控えて、「父親の候補」3人を招待して起こる「父親探しのハプニング」がストーリーの主な柱となる。「マンマミア!」の人気の秘訣は、つまるところ一世代を風靡した世界的なポップグループ「アバ」の力であり、歌の力である。ストーリーの中に自然に「マンマミア」、「ダンシングクィーン」、「ウイナー・テイクス・イット・オール」など、美しい「アバ」の22の名曲が溶け込んでいる「マンマミア!」は、海外でも「コンピレーション・ミュージカル」時代を開いた作品でもある。

「アバ」の歌のおかげでミュージカルの主な観客層である20代の女性だけでなく、「アバ」を覚えている中年層以上の観客も呼び込んでいる。「マンマミア!」の公演場に行ってみれば、ほかのミュージカルと違って、男女の観客の比率も半々で、中年はもちろん、白髪混じりの老年層もしばしば目につく。

「マンマミア!」で経験できるもう一つの楽しみはアンコール。主人公らが出て「アバ」のヒット曲3曲を歌うと、観客は総立ちで拍手をしながら体を揺らす。「アバ」の代表曲の一つ「ウォータールー」が22曲から抜けているのを残念がった観客らは、アンコールの最後の曲として「ウォータールー」が出る瞬間、客席は熱い拍手と歓呼に包まれる。

03年に続いて主人公のドナー、タニャ、ロージー役には、朴ヘミ、チョン・スギョン、李ギョンミの40代の女優3人方がそのままキャスティングされ、「明成(ミョンソン)皇后」の李テウォンが朴ヘミとダブルキャスティングされた。3人の「父親の候補」には初演メンバーの朴チイル、ソン・ギユンと共に今回は李ジョンヨルが「ヘリ」役に新しく加わった。娘ソフィとソフィの婚約者のスカイ、そしてアンサンブルは今回全て変わった。

8月20日まで。火〜金7時半、土日と休日は3時・7時半。週末3〜13万ウォン。平日公演はVIP席とR席は1万ウォンずつ安い。8月6日までは全席を20%割引の価格で販売する。芸術の殿堂・オペラ劇場。02—577—1987。



sjkang@donga.com