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梅雨時の食中毒予防

Posted July. 03, 2006 03:28,   

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蒸し暑い梅雨の時は菌が発生しやすい。家庭での食中毒を予防するための環境はどうあるべきか。

まず、冷蔵庫に保管してある食べ物を一度チェックしてみよう。夏は一度に食べ物をたくさん作って保管せず、なるべく1回で食べる程度の量を料理する。

また、食中毒の原因になる菌は、氷らせたからといってすべて死ぬわけではない。それだけに、食べ物を長く保管せず、冷蔵保管された食べ物でも、食べる時はもう一度、火を通して食べる。

特に、肉や魚などの残り物は常温で冷やさずに、直ちに冷蔵庫に入れなければならない。その時、食べ物は個別に包装して、食べ物の間での菌の拡散を防ぐことが重要だ。お茶などを冷やして冷蔵庫に保管する時も、水差しに残っているものはすべて捨て、水差しを沸騰したお湯で消毒した後、新しいものを入れる。

また、梅雨時の冷蔵庫の温度は5度以下に下げる。5度以下では食中毒の菌が生存することはできるが、増殖はできないからだ。

一方、食中毒の原因菌である葡萄状球菌が最も多く棲息するところは、布巾やまな板、台所の流し台の床、配水管などが代表的だ。冷蔵庫、流し台や配水管などはラックスのような消毒剤でよく消毒する。

布巾は1日に1度、△100度で10分以上煮るか、△電子レンジで8分以上加熱するか、△ラックスに30分以上浸しておくと殺菌效果がある。濡れた布巾は6時間後に大部分の菌が増殖を始めて、12時間後には100万倍以上に増えるなど、細菌繁殖の温床であるため、必ず日光で乾かすようにする。

最も重要なことは、本人に対する衛生管理だ。手をよく洗うだけでも、眼病、食中毒、風邪などの各種の伝染病を70%は予防することができる。手を洗う時に一番重要なことは必ずせっけんや消毒剤を使わなければならないことだ。手を洗わなかった場合の菌の残存度が60%なら、水だけで洗った場合は40%、せっけんや消毒剤を使った場合は20%で、大きな差が出る。したがって、手は帰宅後や食事または料理の前、トイレから出る時に必ず洗うようにする。

もし、手に炎症や傷のある人は、傷にある細菌が食べ物に感染することがあるので、料理しない方が良い。細菌類の繁殖条件は適当な温度と湿気なので、梅雨時は家庭内の湿気予防に気をつけなければならない。2、3日に1回程度は暖房をして、家の湿気をなくした方が良い。またタンスや押し入れなどに除湿剤を入れておく。



likeday@donga.com