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牛乳、豆腐、イワシ、黒ごま…骨に良いです!

牛乳、豆腐、イワシ、黒ごま…骨に良いです!

Posted May. 09, 2006 04:18,   

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●骨粗鬆症

男女ともに30、40代になると、骨からカルシウムが急速に抜けていく。十分なカルシウムと運動でこの時期まで骨をどれくらい丈夫にさせるのかによって、骨粗鬆症の患者になる時期が変わってくるだけだ。

専門家たちの言う1日のカルシウム勧奨量は、更年期の女性は800〜1000mg、骨粗鬆症の人の場合は1000〜1500mg。市中に販売されているオスカル500ディー(ハンドク薬品)のようなカルシウム製剤で、容易に補うことができる。

カルシウム薬を服用すると、消化ができず不便を訴える場合が多い。このような時はカルシウムがたくさん入った食べ物を中心にメニューを立てれば良い。例えば、△低脂肪牛乳=2コップ(420mg)、△豆腐=80g(100mg)、△イワシ=15g(273mg)、△タラ=50g(100mg)、△黒ごま=8g(100mg)、△ハマグリ=70g(87mg)ならカルシウム1000mgを摂取することができる

カルシウムがたくさん入っているとされる牛乳、チーズなどの乳製品や骨を丸ごと食べる魚(シラウオの干物、ドジョウ、カマボコ、ガンギエイ)の他にも、魚、豆腐と豆、緑葉の和えもの類(大根の茎、ヒメニラ、大根の若菜、ぺんぺん草、ワカメ、ごまの葉、シュンギク、フダンナなど)などもカルシウムが豊かだ。骨粗鬆症の場合、カルシウムの体内の吸収を阻止する炭酸飲料、コーヒー、タバコ、お酒などは避けた方が良い。

●高血圧と脳中風(脳卒中)

高血圧や脳中風は塩の摂取を減らすことが重要だ。高血圧患者の50%は塩を減らすと、血圧が下がることが分かった。

塩1gに当たる薬味の量は、△醤油=5g、△トマトケチャップ=30g、△マヨネーズ=40g、△マーガリン=50g、△唐辛子味噌=10g、△味噌=10gなどだ。

献立から塩辛類の漬物などを抜いて、汁に塩加減をする時は塩で調整する前に葱、玉ねぎ、コショウなどで味付けをするのが良い。また、加工食品を買う時は塩分の含量を確認する習慣をつける。

コーヒーを飲んだり、タバコを吸う時は血圧が一時的に5〜15mmHg上がるので避けた方が良い。お酒は血圧を上げるだけでなく、熱量も高いため良くない。

脳中風の危険がある場合には、血液を凝固させるビタミンKを摂取しないように気を付け、ビタミンC、ビタミンEなども過度には飲まないことだ。

ビタミンKは、ホウレンソウ、ニラ、ぺんぺん草、ヨモギ、ケール、パセリなどの野菜類と食用油に多い。ビタミンCはイチゴ、オレンジ、キウィ、レモン、ミカンなどの果物はもちろん、青唐辛子、キャベツ、ブロッコリー、ホウレンソウ、サツマイモ、ジャガイモなどに多い。ビタミンEは綿油、トウモロコシ油、オリーブ油、食用油など油とピーナッツ、クルミなど堅果類、アスパラガス、マンゴー、アボカドなどにも多い。

●癌予防のための食べ物

癌を起こす要因は遺伝の他にも食品、化学成分、放射線など環境から来ることが大部分だ。

酒は口腔、喉頭、食道、胃、大腸、直腸、肝臓、乳房など各種の癌の危険を高める。特にお酒を飲みながらタバコを吸う場合には、食道癌の危険が大きくなる。

また、お酒とカビに汚染した食べ物を食べれば、肝臓癌が生じる可能性が高くなる。これらカビは間違って保存されたピーナッツバター、生の味噌、パンなどからできる。

魚肉類の加工食品や燻製品の防腐剤が消化する時に発生する物質も発癌制になることがある。この他に火に焼けた食べ物、特に脂肪が焼ける時に出る物質は、癌を起こす代表的な物質だ。

脂肪の多い食べ物を食べる時は野菜、果物など纎維素が多い食べ物と一緒に食べると、癌を予防できる。

(ヘルプ=成均館大医大の三星ソウル病院・循環器内科のイ・サンチォル教授、消化器内科の兪炳徹教授、ソウル大医大ソウル大病院・家庭医学科の趙飛龍教授)



larosa@donga.com