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男性がよくかかる疾病

Posted April. 10, 2006 07:02,   

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女性と同様に男性も四季を経験する。いつも新しい春のような幼年期を経て、いつのまにか青年に成長し、結婚をして子供を生む夏を準備する。30代半ばからは男性ホルモンが1%ずつ落ちる。いつのまにか秋になると、職場生活も安定する時期。この時は20、30代の誤った生活習慣のために高血圧、糖尿病など各種の晩成疾患が発生する時期だ。この時期を無事に乗り越えた60代以後の男性たちは前立腺疾患という思いがけない病気に出会う。各季節ごとに男性が気を付けなければならない病気について調べた。

●10代

この時期に問題になるのは断然小児肥満だ。2003年に全国14の中学生3615人を対象に肥満を調査した結果、肥満の男性が20.7%で女性に比べて2倍も多かった。小児肥満は成人肥満と高血圧に移行される可能性が高く、精神的な問題を誘発することができるため、幼い時代から親がよく管理しなければならない。

肥満は遺伝的な要因より食習慣と活動習慣がもっと大きな影響を与えるからだ。また、男性ホルモンも肥満にある程度関与することで知られている。

翰林(ハンリム)大学の誠心(ソンシム)病院家庭医学科の朴ギョンヒ教授は「肥満の主犯であるファーストフードの利用を減らし、家族と一緒にできるバドミントン、インラインスケートなどの運動をした方が良い」と話した。また、インスタントフードなど誘惑を感じやすい食べ物は事前に避け、高脂肪・高熱量の食べ物はできるだけ買わない。

●20、30代

一番元気な身体を持つ年齢代だ。外部的な要因よりは自分の無関心と不注意のために健康を害する場合が多い。この時期の死亡1位は交通事故。飲酒運転も無縁ではない。無分別な飲酒と食習慣のために胃炎、胃潰瘍など消火器疾患もよくかかる。その場しのぎに制酸剤などを飲むよりは、飲みすぎと不規則な食事によって胃がひりひりと痛むと、消火器専門医を訪れた方が良い。

日増しに激しい職場環境から来るストレスで過敏性大腸症侯群や消化機能の障害になり、30代半ばからはいつもお腹がもたれて消化不良によくかかる。

この時期は一生の健康のための体力管理のために自分に合う運動種目を選んで地道に実践することが重要だ。運動を通じて適切な体重を維持し、基礎体力を培わなければならない。

セブランス病院家庭医学科の姜熙哲(カン・ヒチョル)教授は「20、30代には筋肉量を増やす筋肉運動とともに、一生楽しむことができる有酸素運動を選んだ方が良い」と話した。有酸素運動ではランニングや速歩、スイミングなどがある。

●40、50代

40代男性の死亡率、世界1位という不名誉から分かるように、韓国の中年男性に健康赤信号が点る時期だ。職場と家庭双方から来るストレスは飲みすぎと晩成疲労になりやすい。

肝臓の健康のためには、飲みすぎと疲労及び油っこいメニューを避け、新鮮な野菜と果物を食べることが重要だ。特にコレステロール数値の高い人は血管に傷をつけ、心臓疾患によって突然死を誘発させることができる。

普段、血圧が高くて短時間の運動にも息切れがし、疲れを感じる場合は、近くの病院を尋ねて心臓及び血管の状態を確認した方が良い。血圧数値をよくチェックし、高血圧かどうかを確認する。禁煙と定期検診も欠かせない。

三星(サムスン)ソウル病院呼吸器内科の権五銍(クォン・オジョン)教授は「20代にタバコを1日1箱ずつ20年間吸うと、50代で肺癌の発生率が高くなる」とし「40代からでも禁煙をすると、60代からはタバコを吸わなかったことと同様な效果が出る」と話した。

一方、この時期に多くの中年男性が自然な年齢から来るぜい肉とし「胴回り」を誇るが、糖尿病、高血圧など各種の成人病を誘発する腹部肥満に気を付けなければならない。

●60代以後

この時期には脳血管疾患、気管支疾患、胃癌など長期間進行される疾病によって死亡件数が急増する時期。

実際、生活習慣を直すとしても、すでに進行された各種の退化現象で発病を基本的に防ぐことが難しい時期でもある。

この時期の男性たちは、特に前立腺疾患でかなり苦労する。60代の60%、70代の70%に患者ができるほどよくかかる疾患だ。小便をする時に弱くて残量感があり、睡眠中に3回以上小便をする症状があれば泌尿器科で診察を受けた方が良い。

良い治療剤が多く出て老人性晩成疾患のうち、症状の改善を通じて暮らしの質を高めることができる疾患の一つだ。

普段、健康管理に役に立つ情報や書籍を通じ、脳卒中や心臓疾患などの急性疾患の時の対処法などを熟知しておくことが良い。また、緊急時に連絡できる病院と家族、親戚の連絡先も目につきやすい所に貼っておく。



likeday@donga.com