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「アニメ主題曲をジャズで歌う」7日から貞洞劇場で青少年コンサート

「アニメ主題曲をジャズで歌う」7日から貞洞劇場で青少年コンサート

Posted August. 03, 2004 22:42,   

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「子供達にこんな音楽もある、こんな楽しみがあるという感じだけでも伝えることができればいいです」

ピアニストのハン・チュンワン氏(43、ソウル芸大教授)が、子供と青少年のためのコンサートを開く。7〜22日、貞洞(チョンドン)劇場で開かれる「ピアノ弾くパパが聞かせる気持ちいいジャズ話」。

コンサートのタイトルのように、ハンさんは中学生から幼稚園生まで2男2女のお父さんでもある。青少年と子供のための解説を添えたジャズコンサートのうえに、20回の長期公演を行うという点で国内では珍しいコンサートだ。

公演は「学校の鐘がカン・カン・カン」、「紙飛行機」のような童謡と「宇宙少年アトム」などアニメの主題曲をジャズに編曲して聞かせながら始まる。トイの「相変らず美しいのか」などの大衆歌謡、「Take the A Train」のようなスタンダードジャズ曲が続き、ハンさんの自作曲「ジャングル」、「専ら」なども演奏される。

演奏の間々にはジャズの基本理論と概念、歴史などをくつろいで説明して、ノート・パソコンを活用して、ボサノバのような音楽サンプルを聞かせて、観客の理解を助けるつもりだ。

「このごろの音楽はよく作った商品としての音楽です。しかし、育つ子供達には芸術としての音楽がもっと必要です。今度のコンサートではそんな芸術的な面をアピールしたいです。」

ハンさんは1986年にソウル大学農化学科を卒業した後、進路を悩んでいる途中、ジャズに対する単純な好奇心のため、米バークリー音楽大学に留学まで行ってきた。今まで「ラブソング」(1993)など4枚のソロアルバムを発表しており、歌手の李銀美(イ・ウンミ)、李素羅(イ・ソラ)、キム・ドンリュルなどのアルバム作業に音楽監督やピアノ演奏者として参加した。

「ジャズはどう聞けばいいのか」という質問に、ハンさんはこう答えた。

「ジャズはスペクトラムが多様です。多くの曲があるが、初めて聴いたとき自分に易しく近づける曲を中心に聞いた方が良いです。「ジャズの系譜がこうだから、これを聞かなければならない」というふうに近づけば、知的な満足感を与えるかも知れないが、まともに楽しみながら聴いているとは言えない」

公演は火〜金午後3時、週末と祝日午後2時と4時。1万5000〜2万ウォン。

お問い合わせは02—751—1500



金善宇 sublime@donga.com