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ドラマ『張吉山』の主演、劉五性

Posted April. 04, 2004 22:47,   

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「尽人事待天命(人事を尽くして天命を待つ)」の覚悟で臨みます」。

2日、ソウルの陽川区(ヤンチョング)にある放送会館で開かれた大河ドラマ『張吉山(チャン・ギルサン)』の製作発表会場で、俳優兼タレントの劉五性(ユ・オソン)は、『張吉山』の主役に抜擢された感想をこのように述べた。『張吉山』は朝鮮時代を背景にした大河歴史小説だ。張吉山は女婢の息子として生まれ、下位階級の人たちの間で育てられる。頭のよかった張吉山は成長とともに社会の抑圧に反発し、農民の国をつくろうとする。

5月17日から放送される『張吉山』は、小説家黄皙暎(ファン・ソクヨン)氏の原作を土台に、『兄弟の川』などを書いた作家の李憙雨(イ・ヒウ)氏が脚本を担当、『野人時代』の演出を担当したチャン・ヒョンイルプロデューサーが演出を担当する。劉五性の相手の「ミョオク」役には、ハン・コウンがキャスティングされた。また、崔宰誠(チェ・ジェソン)やチョン・ジュンハらも出演する。

劉五性が時代劇に出演するのは今回が初めてだ。

「時代劇は時代精神があって、経験豊富な方が演じなければならないと思います。私はまだ能力の面で大変不足しています。しかし、やりたかっただけに全力でがんばります」

劉五性は、『張吉山』を1991年漢陽(ハンヤン)大学演劇映画科在学中に初めて読んだという。主役が決まってから最近、もう一度読んでみたそうだ。

「10年前に読んだ時とは違って、最近再び読んでみたら『張吉山』が大変大きなキャラクターとして迫ってきました。果たしてうまく演じられるか心配です。このドラマがなぜこの時代に放映されるのかについても考えてみました」

劉五性は最近、『張吉山』演技のための基礎訓練を受けている。伝統武芸、仮面劇なども習う予定だ。

一方、劉五性は、製作発表会の後半には酒に酔ってしまい話が出来なかったため、製作陣と取材陣を戸惑わせた。劉五性は「(お酒を飲みすぎて)申し訳ありません」を連発しながら、ぶつぶつ独り言を言ったりもした。また、取材陣の質問に対してシニカルに答え、取材記者らは多様なインタビューをすることが出来なかった。



金善宇  sublime@donga.com