English donga | Japanese donga | Chinese donga [ GB | Big5 ] | Korean donga
   
全ての記事
経済
IT
社会
政治
国際
スポ-ツ
社説
オピニオン
くらし
文化
サイトリンク
東亜漫評
オピニオン
[オピニオン]まとめて受ける体育授業
APRIL 10, 2012 08:55  

米国の売れっ子作家マルコム・グラッドウェルは、成功した人々の共通点に「チャンス」と「努力」を挙げた。良いチャンスに出会い粘り強い努力で成功を勝ち取ったという。成功した人々は、自分の分野に1万時間を投資した。ビル・ゲイツもビートルズも、金姸児(キム・ヨナ)もそうだった。1万時間は、一日も欠かさず3時間ずつを練習すれば10年がかかる時間だ。ここから生れたのが「1万時間の法則」である。どんな分野でも、何かを成し遂げようとすれば、短期間の教育では不可能だという原則である。

◆我々の教育課程は反対の方向へ向っている。2009年の改正教育課程の核心である集中履修制は、一つの学期に学ぶ科目数を11科目から8科目に減らす内容となっている。生徒たちの学習負担を軽減してあげることで、授業への集中度を高めるという主旨だ。このため、いくつもの学期に分けて学んでいた科目を、一つの学期にまとめて学ぶケースも出てきた。制度が導入されてから、学校ではどの科目が減ったのだろうか。国語、数学、英語はそのままだ。これらの科目は、一つの学期にまとめて学ぶことが不可能で、生徒と保護者も願っていない。結局、集中履修の対象になっているのは、音楽、美術、体育など実技科目である。

◆大半の中高校では、1年生のとき実技科目を集中的に配置し、一つの学期で終わらせている。例えば、1年生の1学期に音楽と美術を集中的に履修し、2学期には体育だけをやる方式だ。1学期に音楽を集中履修した生徒が転校する場合、2学期に音楽を再び学ばされるようなことも起きている。学校によっては、音楽の授業を2学期に配置している所もあるからだ。美術授業の場合、1時間内に作品を完成するのが難しいため、集中履修がプラスになるという見方もあるが、生徒たちは集中授業が終わると、すぐ学習したことを忘れてしまいがちだ。

◆最も被害が大きいのは体育である。青少年期に運動で持続的に体を鍛えるべきなのに、一つの学期にまとめてやっつけて終わりにしているのは問題だ。今のような方式は、1週間のうち1日だけ強い運動をして、残りは全く運動をしないのと同じである。政府は、校内暴力問題を契機に、人間性教育を強化するとして体育授業を増やすよう学校を指導している。目指した成果を収めるためには、体育科目を集中履修制から除外しなければならない。英国の名門校イートン校が、午前には学科授業だけを、午後にはスポーツに集中するようにカリキュラムを組んだ理由がどこにあるのか、政府は噛み締めてみることを勧める。

鄭星姫(チョン・ソンヒ)論説委員 shchung@donga.com

社説
朴大統領の人事改革、広報ラインから示さなければ
朴槿恵(パク・クンヘ)大統領が22日、李南基(...
オピニオン
朴大統領、20年間の難題を解決せよ
最近、韓半島情勢をめぐる各国の動きが活発だ。朴...
Copyright 2008 donga.com. All rights reserved.
Contact newsroom@donga.com for more information.