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[社説]「国民の娯楽の場」カラオケ、いつまで放置するのか
MAY 07, 2012 06:33  

子どもの日の5日、釜山(プサン)中心のカラオケ店から火災が発生し、9人が死亡、25人が負傷した事件は、安全不感症が引き起こした後進国型の事故だ。火事が起こったカラオケ店は無防備な状態だった。6階建ての3階にあった24の部屋は、通路が「□」型の構造だった。このような特異な構造のため、3つの非常口は何の役にも立たなかった。2つの非常口は、火事が起こった出入口の近くにあり、無用の長物だった。もう1つの非常口も、内部事情をよく知る人でなければ探すのが大変だった。来店客が窓から飛び降りようとしても、建物の外壁が美観と防音のために高強度な全面ガラスで覆われていて、簡単には割れなかった。

国内には、カラオケ店が全国に3万6800店、居酒屋は1万5000店ある。脱出が相対的に容易に見える3階にあったカラオケ店の火災への対応がこれほどまでに劣悪だとは、非常階段しかない多くの地下カラオケ店は、どのような状況か考えただけでも、背筋が冷たくなる。今回の事件は、カラオケ火災防止システムが根本的に脆弱であることを象徴的に示している。

カラオケ店の経営者と従業員の火災への対応は情けなかった。火災発生の事実を客に速かに知らせなかった。119に通報するのではなく、自分たちで消火作業を始めて失敗し、被害をさらに大きくした。客を最後まで避難させず、従業員だけ先に逃げたという証言もある。徹底した真相究明を通じて責任の所在を明らかにしなければならない。釜山ではこれまで、カラオケ店や室内射撃練習場など建物内の安全事故が起きたにもかかわらず、釜山市と消防当局は再発防止の努力が疎かだったと見ざるを得ない。安全点検と消防教育が十分に行われたのか、調査する必要がある。

閉鎖された空間で歌を歌うカラオケの特性上、非常事態が起きた時、非常ベルの声が客に聞こえにくい。火災が起これば、自動的にカラオケの機器の作動が止まるようなシステムにする必要がある。非常口の位置もわかりやすく表示しなければならない。カラオケ機器は日ごとに進化するが、安全システムは足踏み状態だ。

カラオケは、国民が好むレクリエーション施設だ。「国民の娯楽の場」が「火魔」に無策であるとは、安全な社会とは言えない。安全が後まわしにされ、生命が軽視される社会が、所得だけ高くなったからといって先進国になることはできない。

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