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男女ハーフコースはフィリピン人が席巻、ソウルランニング大会

男女ハーフコースはフィリピン人が席巻、ソウルランニング大会

Posted October. 13, 2014 03:42,   

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2014ソウルランニング大会のハーフコース(21.0975キロ)で、フィリピン人参加者が男女1位になった。

男子部ではマリオ・マグリヒーノ氏(27)が、終始先頭を走り続け、1時間13分44秒をマークしてトップでゴールに飛び込んだ。フィリピンで衣料と靴を販売しているマグリヒーノ氏は、普段、10キロ以上を毎日欠かさず走りながら体力を鍛えてきた。お陰で、レースが終わった後も全く疲れた様子もなく、漢江(ハンガン)の秋を楽しんでいた。マグリヒーノ氏は、「初めて韓国に来たけど、レベルの高い大会で素晴らしい思い出が作れてとっても嬉しい。来年もまた参加したい」と話した。

女子部でもメリー・タバル氏(25)が1時間19分37秒の記録で優勝した。2位に入ったイ・ブムボク氏とは7分近い差をつけた。フィリピン・セブ島にあるサウス・ウェストン大学で公共行政学を専攻しているタバル氏の記録は、女子ハーフマラソンの韓国記録(1時間11分14秒)に8分遅れたものだ。イ氏が「エリート選手でしょ」と舌を巻くほど、アマチュアとは思えない圧倒的なレースを繰り広げた。

タバル氏は毎朝3時間、午後に1時間以上を長距離を走り続けている熱血ランナーで、ハーフコースはフランス・パリ大会と東京大会に次いで3度目の出場だ。タバル氏は、「韓国が好きで、是非ともソウルの風景を満喫できるランニング大会に参加したかった。韓国入りした先週金曜日から1位の表彰台に立つ瞬間までは、永遠に忘れられない時間だ」と胸一杯の感想を語った。

今後の目標を尋ねたら壮大な抱負を口にした。タバル氏は、「目標は2016年のリオデジャイネイロ五輪に出場すること」と言い、「ソウル・ランニング大会が自分の夢を叶えてくれるモチーフになった」と満面に笑みを浮かべて語った。