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米国の査証オンライン発給システムに障害

米国の査証オンライン発給システムに障害

Posted June. 20, 2015 06:57,   

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米国の全世界オンライン査証(ビザ)発給システムに12日から障害が生じ、今週末までの復旧が見込めないと、米国務省が17日(現地時間)明らかにした。駐韓米国大使館も「今月9日以降に提出された査証申請書の処理が今回のトラブルの影響で遅れている」とし、緊急の渡米を要する場合は緊急インタビュー申請を受け付け、選別的に処理していると説明した。

ジョン・カービー米国務省報道官は同日の定例ブリーフィングで、「全世界に影響を与える問題なので、一日中修復に取り組んでいる」とし、「週明けまでも直らない可能性もある」と話した。同報道官は、公共機関と民間の専門家100人あまりが問題解決に取り組んでいるが、いつ復旧されるか確信が持てない状況だと話した。国務省は「システム障害の原因が、不正アクセスといったサイバーセキュリティ問題とは関係ないものと見ている」との見方を示した。パスポート発給システムにも障害が発生したが、今は復旧されている。

駐韓米国大使館もホームページ上で、「この問題は特定国や米国市民権書類、査収の種類だけに限定されものではない」としている。その上で「今月9日以降に査証申請書を提出した人は、インタビュー予約をやり直さなければならない」とし、「急いで渡米しなければならない場合はウェブサイト(www.ustraveldocs.com)で申し込むことができる」と案内している。大使館は、申請者の置かれた状況や時間的な条件、大使館の業務量に応じて個別的に検討した上で、選別的に処理する方針だ。詳しくは大使館のホームページ(korean.seoul.usembassy.gov/visas.html)を参照。