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米バージニア州の郡議会議長、「慰安婦への過ちを認め謝罪することが重要」

米バージニア州の郡議会議長、「慰安婦への過ちを認め謝罪することが重要」

Posted September. 26, 2014 03:11,   

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「時には国家も過ちを犯す。米国も過去に奴隷制度を実施した。国家も個人も過ちを認め、謝罪することが重要だ。慰安婦問題も似ている。女性を性奴隷にすることが再びあってはならない」。

米バージニア州フェアファクス郡のシャロン・ブロバ議長は22日、東亜(トンア)日報との単独インタビューで、「私の先祖はドイツとアイルランドから来たため、ホロコースト(ナチスのユダヤ人大虐殺)を記憶している。(日本も)過去に非常に誤ったことが起きたことを認め、再びそのようなことが起きないようにしなければならない」と強調した。

ブロバ議長は、ワシントン挺身隊問題対策協議会など在米韓国人団体が郡庁舎内に慰安婦の碑と平和公園を造成した際、決定的な役割を果たした。米国の首都圏に初めて慰安婦の碑が建てられてから4ヵ月が経って行われた今回のインタビューで、ブロバ議長は、「フェアファクス郡の在米韓国人社会は非常に活動的だ」とし、「韓国人が慰安婦の碑を作り、歴史を振り返ることに参加できてうれしい」と付け加えた。

除幕式の前にワシントンの日本大使館職員が訪ねて来て、「慰安婦の碑が日本国民にどれほど議論になるか分かるか」と抗議したが、除幕式の後には特に反発はなかったと伝えた。

ブロバ議長がアジアの歴史に関心を持つようになったのは、昨年亡くなった父親の影響が大きかった。第2次世界大戦に参戦し、日本の沖縄や硫黄島、サイパンなどで日本軍と戦った父親は、「皆にとって不幸だった」戦争の経験をよく聞かせた。2012年にジョージメイソン大学で開かれた慰安婦関連セミナーの資料を見て、慰安婦問題に本格的に関心を持つようになった。ブロバ議長は、「日本軍慰安婦の問題は普遍的な人権の点で接近しなければならない」とし、「女性に対する暴力であり、人身売買に該当する重大な犯罪だ」と断言した。

ブロバ議長は最近、フェアファクス郡に在米韓国人センターを作ることを支援している。執務室の机の上に置かれているエミレの鐘のレプリカは、ブロバ議長がどれほど韓国や在米韓国人社会との関係を重視しているかを象徴的に示している。