今年8月からは、中国に渡って臓器移植の手術を受けることが困難になる見通しだ。中国政府は、来月1日から人体臓器の売買に関連した商業的な行為を全面的に禁止すると、中国のマスコミが17日報道した。
関連規定によれば、医学研究所と医療機関、医科大学、法医学研究所を除いたどのような個人や団体も臓器を寄贈してもらえなくなる。また、臓器を中国に搬入したり、国外に持ち出すためには、税関、検疫など中国政府当局の事前承認を得なければならない。
中国では毎年少なくとも200万人の患者が臓器移植を待っており、このうち約2万人が移植手術を受けていると、官営新華社通信は配信した。
これに先立って、中国当局は関連規定をまとめ、今月から寄贈者の同意なしに臓器を取得できないようにした。
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