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盧元大統領、「e知園で会議録廃棄」指示

盧元大統領、「e知園で会議録廃棄」指示

Posted October. 04, 2013 03:00,   

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盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領が07年南北首脳会談以後、大統領府で開かれた秘書官会議で、「首脳会談の会議録をe知園(イジウォン)で廃棄しろ」と指示していたことを、検察が会議録を通じて確認した。

3日、司直当局の高官によると、盧元大統領は任期末に、記録を再分類するための同会議で、会議録の廃棄を指示していたことを、検察がe知園に保存されている会議録から確認した。同日の会議で、林相景(イム・サンギョン)記録管理秘書官が「e知園から削除はできない」と話すと、盧元大統領は、「だったら、(30年間閲覧できないように)指定記録物に分類しろ」と指示した内容も含まれていると知られた。

検察はまた、対話録の修正本が国家情報院(国情院)へ渡された後、趙明均(チョ・ミョンギュン)安保政策秘書官を呼んで、「会議録を国情院にのみ保管しろ」と指示したという供述を確保した。趙元秘書官は、07年、南北首脳会議当時、記録担当として陪席し、首脳会談会議録の最終本を作成した人物だ。趙元秘書官は今年1月、西海北方限界線(NLL)関連告訴告発事件に参考人として出席した時は、「盧元大統領が廃棄を指示した」と言って、「廃棄指示」の部分を明確に供述したと知られている。

しかし、7月、会議録が国家記録員にない事実が確認された後、セヌリ党の告発で捜査が開始した後は、検察に出席して「国情院に保管しろという指示に従って、実務者に廃棄を指示した」と供述を見直したと伝えられている。検察は、会議録のほかにも100件あまりの文書が廃棄された事実も確認された。

盧元大統領はこれに先立って、国情院で録取録を記した対話録をe知園を通じて報告してもらった後、会議録の数十ヵ所を指摘し、「私はこのように述べたことがないのに、どうして会議録にこのようにまとめられているのか。私の意図とは違うようだ。修正しろ」と、決済文書を通じて指示した事実も、検察がe知園文書で確認したという。盧元大統領の指示によって、会議録の相当部分が修正された事実も検察は確認した。

烽下(ポンハ)村に保管されていたe知園で廃棄された会議録の草本を復元した検察は、国情院へ渡されて保管されていた会議録の修正本を対照した模様だ。その結果、盧元大統領が金正日(キム・ジョンイル)総書記に低姿勢で話した部分とNLLと関連して話した部分が修正されたという。