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僧侶になりすまし3億ウォンを騙し取った男を拘束

僧侶になりすまし3億ウォンを騙し取った男を拘束

Posted August. 23, 2014 03:35,   

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灰色の法衣に丸刈りの坊主頭、落ち着いた口調まで、疑う余地がない僧侶の姿だった。夫と死別した後、相続財産の投資先に悩んでいたカン某氏(62、女)は09年4月、ソウル江東区遁村洞(カンドング・トゥンチョンドン)付近で、自分をある仏教団体の総務院長と紹介したリュ某容疑者(60)に会った。

リュ容疑者はカン氏に「京畿道抱川市(キョンギド・ポチョンシ)でA福祉財団が進めている寺院納骨堂、漢方病院建設事業を私が90億ウォンで買収することにした」とし、「3億ウォンを貸してくれれば10%の持分を与え、5ヶ月以内に10億ウォンで返す」と述べた。カン氏は宗教団体の社会貢献事業の一助になるという考えから快く3億ウォンを送金した。しかしリュ容疑者は金を受け取った直後、姿をくらました。リュ容疑者は犯罪行為(詐欺など前科7犯)などで宗教団体から除籍されたあと、以前面識のあった僧侶に成りすました「ニセ僧侶」だった。

ソウル江東警察署は21日、僧侶に成りすまし、事業買収投資費用の名目で3億ウォンを騙し取った疑い(詐欺)でリュ容疑者を拘束したと発表した。検挙当時、リュ容疑者は高級外車のアウディA6をレンタルし、京畿道南楊州市(ナムヤンジュシ)のモテルにある女性と泊まっていた。