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給水車が総出動、干上がった街路樹に水やり
JUNE 19, 2012 08:53  
気象観測100年で最も深刻な雨不足が続き、根の浅いソウル市内の街路樹、公園の花木や芝が枯れている。雨が降らない日が続き、農作物の被害だけでなく、都心の街路樹にまで被害が出ている。

ソウル地域では、ここ48日間(5月1日〜6月17日)で10.6ミリの雨しか降らなかった。これは、平年(165.8ミリ)の6.4%の水準だ。1908年にソウル地域の気象観測が始まって以来の最低値を記録し、104年間で最悪の雨不足だ。

都市の木々が枯死寸前の18日、ソウル良才(ヤンジェ)大路の中央分離帯の造景区域では、大小問わず、木々が力なく垂れていた。木にぶら下げられた水袋が重そうだった。夏が近づき、緑陰が濃くなるスズカケノキやイチョウ、イブキ、クロフネツツジ、ツルマサキ、チョウセンヒメツゲ、ヤブランなどが黄色に変色していた。

半日前に水を撒いたが、地面はひび割れていた。江南区(カンナムク)のキム・ビョンワン造景チーム長は、「給水車6台が毎日担当区域を巡回して水をやっている。枯れてはいない」と話した。

近くの歩道の街路樹には、比較的雨不足でも耐えられるヤブランが枯れていた。30〜40本のうち、枯れていないのは5本だけ。ほとんどが葉先が黄色くなっていた。木を見る度に、心が痛むというキム造景チーム長は、「ソウルでこれほど雨が降らないのは初めてだ。国家的な災害ではないのか」と話した。

江南区は、3台だけだった給水車を最近6台に増やした。5月末から、新しく植えた木にだけ取り付けていた25リットルの水袋も、急きょ500個投入した。

都市で水不足を実感することはあまりないが、今年は違う。周期的に水を与えているソウル市内の道路や歩道周辺の緑地が枯れるほどだ。ソウル市内には、街路樹28万4000本、帯緑地350キロ、グリーンベルト424万5000平方メートルが造成されている。

光化門(クァンファムン)と清渓川(チョンゲチョン)周辺の緑地の単子葉植物は、葉の外側から黄色に変色していた。チョウセンヒメツゲの葉先は、手で触ると落葉のように粉々になった。清渓川入口のトウジンビエも力なく倒れていた。

ソウル銅雀区(トンジャクク)の上道(サンド)トンネルの前に造成された1150平方メートル(約348坪)規模の造景区域の木々も枯れていた。漢江(ハンガン)大路の中央にある芝の大半はすでに枯れ、花木も所々、葉が黄金色になっていた。

道路の端は、雨不足に加えて地熱が高く、一層被害が大きい。

ソウル市は長期対策準づくりに乗り出し、枯れた木の保全に力を入れている。市は8日、各自治区が給水車を賃貸できるよう約2億ウォンを補助した。これにより、各自治区で15日ほど給水車を追加配備できる。

道路清掃車、消防車も動員された。今のところ、木が幹まで枯れる前に雨が降ることが最善の対策だ。以後10日が峠(ヤマ)になる。18日午後から南海岸で雨が降り始めたが、ソウルは今週、雨の予報はない。

ソウル市造景課のペ・ホヨン課長は、「気象変化による深刻な雨不足が、今年だけでなく毎年発生する可能性も視野に入れて、対策をつくる考えだ」と述べた。まず、ソウルの街路樹を雨不足に強い品種に換え、スムーズに雨水が流入するように緑地を歩道より低いところに造成する方法を検討している。

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